• 異世界ファンタジー

08-38M アルダ=シャール襲撃

ヘクス距離 50m マップ上が北


セリガー軍のアルダ=シャール襲撃を示す。
セリガー軍主力はアルダ=シャール市西方10kmのアルダ河南岸に集結。
そこから進軍を開始した。
セリガー軍の集結は少なくとも前日未明にはシャブジャーレ騎士団には把握されていたが、騎士団は自己保身のためこれをクロスハウゼン側に通知しなかった。

セリガー軍主力のグール兵、グール兵団の約80%がアルダ河南岸の主攻勢に投入された。
グール兵はアルダ=シャール市西方城外のスラム街に突入。
これを惨殺した後にアルダ=シャール城壁に殺到。
一部はアルダ=シャール大橋に向かった。

クロスハウゼン師団は、当日朝にセリガー軍の襲来を察知する。
この時点で、第一歩兵大隊と第一魔導大隊はアルダ=シャール要塞攻略に従事していた。
また、クロスハウゼン・バフラヴィーは同日未明にアルダ河北岸旧騎士団駐屯地に置かれていた司令部を出て、アルダ河南岸要塞前の前線司令部に入っている。
師団は第一歩兵連隊の残余二個大隊、並びに第三歩兵連隊、第二魔導大隊をアルタ河南岸のアルダ=シャール市防衛に配置。
第二歩兵連隊と第三魔道大隊をアルダ河北岸の防衛に回した。
ちなみに、第三歩兵連隊は戦時増強連隊であり、第三魔道大隊はガーベラ会戦でシャールフ旗下にあった大隊である。
クロスハウゼン師団の大半はアルダ河北方の市外駐屯地にあったが、命令により速やかに移動。
第一歩兵連隊、第三歩兵連隊、第二魔導大隊はスラム街がグール兵に蹂躙されているのを放置して、露骨に言えば、スラム街住民が犠牲になっている時間を利用してアルダ=シャール市内に入城している。
結果的に、アルダ河南岸では、城壁内にグール兵が侵入することは無かった。

グール兵団主力とクロスハウゼン第二歩兵連隊はアルダ=シャール大橋で激突した。
当初、戦況はクロスハウゼン側が優勢であったが、アルダ=シャール大橋北岸東方にグール兵団の第二陣(グール兵の約20%)が上陸。
守り切れないと見たクロイトノット第二歩兵連隊長は前線を後退させる。
そこに、戦況を伺っていたセリガー軍正規兵部隊が大橋を渡って殺到。
セリガー第七市民、第八市民の活躍により旧騎士団駐屯地城門を突破する。

セリガー第七市民、第八市民は、事前情報に従い、旧騎士団駐屯地に置かれていたクロスハウゼン師団司令部に突入。
これを蹂躙するが、バフラヴィーは発見できなかった。
代わりに見つけたのが、意識朦朧の女性二人である。
セリガー一桁の二人は女二人を捕虜に撤退を開始。
セリガー軍正規兵もこれに続く。
しかしながらグール兵団はそのまま残置され、クロスハウゼン師団はその鎮圧に苦慮する事となる。

2件のコメント

  • 勝利条件は、包囲を突破して、女性2人を奪還ですかね。
  • キョウスケが本気出して周囲と亀裂、排斥。先にシマを助けて、シマはウルウル。姫はプンプン。ハレムが揉めまくる。
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