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04-17M03 龍神教配置転換 キョウスケの高地占領

04-17M03 龍神教配置転換 キョウスケの高地占領



ベーグム・アリレザー師団長(キョウスケ呼称 ロリコン親猪)の命令により、攻勢準備のため配置転換が行われた日の夜間の状況。


マップの細かい部分が見づらい場合は一旦ダウンロードしてから拡大して頂くと良いでしょう。



白龍川旧川床上には、一キロあたり二個中隊程の龍神教部隊が配置されていました。
これが、一キロあたり二個分隊程度に減らされています。
人員的には五〇〇から二〇への大幅減少です。
旧川床上には、二〇個中隊の龍神教部隊が配置されていましたが、これが旧川床の南側で五個大隊に再編成されたことになります。
再編された部隊がどこに配置されたのかは、帝国軍側は詳細を把握していません。



旧川床上から龍神教部隊が撤収したことは、キョウスケだけでなく、クロスハウゼン・バフラヴィーやベーグム師団首脳部にも把握されています。
それについての対応は、キョウスケには伝わっていません。



キョウスケ隊はHex2916から出発し、Hex2718で斜面を登って旧川床の上に進出しています。
キョウスケはHex2718から一旦、Hex2519辺りまでの見張り兵を排除し、その後にHex2918に先行し、そこの兵士たちも制圧しています。
指揮官を含む四〇人以上の兵士をキョウスケ一人で捕虜にしたことになります。



キョウスケ隊ですが、所属の二個騎兵小隊はHex2718の旧川床北側斜面のふもとに待機中です。
歩兵四個小隊と魔導二個小隊、合計三五〇人程がHex2918に入り、砦を構築しました。
陣地構築は、キョウスケ、ハナ、ゲレト・タイジらの隠蔽魔法により欺瞞されていましたが、全く不審に思われていなかったわけではありません。
ただ、龍神教側も色々と忙しく喧騒に紛れたというのが正しいでしょう。



キョウスケが目撃した龍神教部隊の大移動ですが、白龍川の分岐点前面の陣地帯から引き抜かれた部隊です。
これらの部隊は、龍神教側でも最精鋭の部隊でしたので、『決戦』のために移動させられました。
バフラヴィーは前面の部隊が減少していることに気付いていましたが、夜間のためどの程度減少したのかまでは、少なくともこの時点では把握できていませんでした。

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