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「冬の訪い」公開

https://kakuyomu.jp/my/works/16818093080343112277

「鬼と天狗」の次話公開までのつなぎとして、カクヨムでは公開していなかった「冬の訪い」をアップします。


この作品を書いた時点で、既に「鬼と天狗」の構想を練っていたこともありまして、一部「鬼と天狗」にまつわるエピソードも含まれています。
(佐倉帯刀は、「鬼と天狗」で与兵衛隊の使番を務める佐倉源五右衛門の長男です)

短編ながら、鳴海・与兵衛コンビの視点から見た「戊辰戦争の敗戦の一日」の一コマで、二人の元を訪れる「安部井清介」も、実は「直違の紋~」&「鬼と天狗」両方に出ている人物。(「直違の紋~」では、安部井磐根の名前で第3章より登場しています)

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実は、マニアック過ぎて気づかれないでしょうが(笑)、「鬼と天狗」には結構「直違の紋~」の登場人物に関わる人も、登場しているんです。

<一例>
成田外記右衛門:二本松少年隊で壮絶な戦死を遂げた、成田才次郎の父。「鬼と天狗」では、源太左衛門の使番をしています。
小沢長左衛門:これも、やはり二本松少年隊で戦死した「小沢幾弥」の父です。「鬼と天狗」では江戸定府の責任者。
戊辰戦争の頃は、江戸帰りの幾弥がそれを鼻にかけ、地元組の子と喧嘩した……という、子供らしいエピソードも(笑)。
大島成渡:彼も、ちょこっと「直違の紋~」に出ています。一学&新十郎が切腹したときに、泣きながら介錯したとのこと。
三浦十右衛門:「直違の紋~」では、剛介&豊三郎が会津に身を委ねるきっかけを作っています。こちらでは、「三浦義制」の本名で登場。

……といった具合に、結構共通人物がいるので、探してみるのも楽しいかもしれません。

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