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『遙かなる遙かなる遙かなる現在此処へ』連載開始

 新作中編小説『遙かなる遙かなる遙かなる現在此処へ』を連載開始しました。
 本作は中編の純文学として制作しようとおもいながら、よくあることで、歴史恋愛ファンタジーになってしまい、HDD内にほったらかしにしていたものです。白魔術の奥義書『アルマデル奥義書』と黒魔術の奥義書『アブラメリンの魔術』という魔術書が実在すると識って興味をもち、五千年規模のファンタジーにした次第です。HDDにねむっていた110枚程度の第一稿を100枚程度に推敲――らしきこと――をして発表となりました。
 愚作の欠点としてスロースターターというか、エンジンがかかるまで時間がかかるかもしれません。第一話や第二話あたりで抛擲されるかたもいらっしゃるでしょうが、時間を無駄遣いさせてしまってもうしわけありません。

 作中にて某人物が基督の父親として登場しますが、あくまでも作者の想像による設定です。現代の歴史学では研究がすすんでいて、基督の父親は猶太教の司祭ガブリエルという男性だとほとんど確認されているようです。この事実が基督教の世界では大天使ガブリエルによる聖母マリアへの受胎告知として痕跡がのこったという次第です。無論、これらは科学的に基督の人生をかんがえてみた場合ですので、基督教における処女懐胎の伝説を全否定するわけではありません。不愉快におもわれた基督者のかたがいらっしゃったらもうしわけございません。あくまでも小説の世界のはなしとしてほしいです。

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