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滑り込みたい、夏

ご無沙汰しております。
全国どこへ行っても酷暑が続きますね。
今年はついに日傘なるものを買いました。出張先の駅構内で見つけたそれは一筋の光……。
あるのとないのとでは全然体感温度が違います。

それはそうと、最近「メタモルフォーゼの縁側」という、漫画が原作の映画を見ました。

芦田愛菜さん演じる高校生の女の子が、ひょんなことからバイト先の書店で七十代のご婦人と出会い、絆を深めていくお話です。
二人の共通の趣味は少年同士の恋愛漫画(BL)で、漫画をおすすめしあったり、時間を忘れて感想で盛り上がる様子は、まさに私が忘れていた青春を呼び起こします……。

そのなかで、主人公が自作のBL漫画を同人誌にして即売会で販売する、というデケー目標に向かっていくことになるのですが……。
いざ描いてみて、自分のクオリティに絶望した主人公が「私はこれをお金出して読んでもらうのか……正気か?!」みたいなことを言うシーンがあるんですよね。

うわ、めっちゃわかる〜〜。
創作って気狂ってないと書けないんだよなあ。正気になったら終わりなのよな〜。と激しく共感しました。
私なんて書き上げてから発狂して消してますからね。

ある意味勢いって大事なのかもしれない。
ご婦人との絆、創作物を形にしていく葛藤、そして幼なじみとの淡い恋心、めちゃくちゃサイコーの映画です。

そんで、私も感化されて「夏だし、青春ぽいやつ書きて〜」となって勢いで書いてしまいました。五万字くらいです。
せっかくなので夏休み期間に間に合わせたい! と意地で書きあげたものの、かなり荒削り!
しかもタイトルも決まらない〜!
毎回タイトルってすごく悩みます。

正気になったもん負けの夏、まだ終わっちゃいねえぜ……。

画像は毎年楽しみにしている夏のフェアで買った、おすすめの本。
どれも高校生たちが主人公の、辛くて楽しくて切なくて愛しい物語です。

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