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コーヒー本日抽出できず(´;ω;`)、そのかわり今読んでいる本の紹介を。

ちょっと自主企画の三題噺のほうを書きたくて、きょうはお休みします。というか、最近ちょっと疲れてます、文章書くの。楽しいけど、新しく仕事初めて、ちょっと疲れが出てきてるのかも。楽しいのに頭が、手が、追いつかない~~~。

その代わり、わたしが今読んでいる本を紹介します。

田丸久深著『陸くんは、女神にはなれない』(幻冬舎文庫)

女の子になりたい陸は幼馴染の一花と放課後、一花を可愛く変身させます。というのも陸は本当は女の子になりたい男の子。だから陸は自分では叶えられないことを、一花にさせる。だから一花は陸の着せ替え人形なのです。
そして一花を着飾らせると、今度は一花を触る。服の内側も。しかしまるでお人形を触るように、性的な含みが一切ない愛撫だから、主人公の一花はたまらない。陸が触って来る間、必死で陸を異性として見ない様に耐えている。そんな二人の関係が次第に変化していって———?

というお話です。いや、そりゃ一花には拷問でしょうよと何度もツッコミながら読んでました。しかし、まじでこういう話書きたかったな!と思ってます。出てくる人物みんな不器用で、繊細で、なのに極端にまっすぐで。そんな痛々しさがたまらない作品です。本当に、本当にこういうのが書きたかったのよ。

わたしは高校生の話というのはあんまり普段読まないです。何故なら簡単にエモい雰囲気にさせられるからです。作り手としたらちょっと楽しやすい世界のような気がして。だから高校生を主軸とするなら、高校生であることへの意義を意識してしまいます。その点で言うと、この男子!女子!としての固定概念が抑圧的に描かれている学校という舞台であること、そして大人すぎない、でも子どもじゃないっていう歳頃が陸を、一花を揺さぶってるんだって思うともう切なすぎます、萌えます、勘弁してくださいってかんじです。

秋の夜長にぐわんぐわん揺さぶられる作品の紹介でした。みなさんも過去に読んだ嫉妬で悶える作品、あれば教えてください。今読んでいるのでも良いですよ!

5件のコメント

  • まーくん それは飲み物のコーヒー?
  •  僕はモンスター飲まない時は、コーヒーを日に7杯飲みます。
     トアルコトラジャという豆が好きすぎるのですが、中々見つからないです。(敢えて乗っかるスタイル)
  • ほほう。
    けいさんがそこまで推すとなると、
    かなりの作品なんですね。
    てか、
    けいさんの暗黒面を見た気がしますw
    ここはやはり、
    「曇りなき眼」
    で、小一時間程問い詰めるべきでしょうか?w
  • Y.T様

    モンスター飲み過ぎです!骨ボロボロになりますよ?
    トアルコトラジャ?どこのコーヒー豆だろ?
    (ちなみにわたしはコーヒーは全く詳しくないです泣)
  • 小濱様

    エッセイ中心なんで、ソフトめなもの書いてますけど、読むのはぶつかり合うような激しいものも多いです笑 
    え、暗黒面?まあ倒錯してますからね〜、いろいろと。曇りなき眼はもう手遅れな気がします。
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