近況ノートにお立ち寄り頂いてありがとうございます
先月末くらいから、本業(ブルース・モーエン・メソッドのワークショップ開催等)で週末が忙しくなっているなか、第6、7話あたりを更新していました。
一日の平均睡眠時間が5~6時間くらいだったりして、ちょっと、睡眠不足気味。
そんな中、第8~10話の内容をより深く掘り下げて書くために、イタリア語のサイトを回って資料となりそうなものを読んでいるんですが
それが面白くもあり。
日本語と英語のサイトは一切見てない。
(イタリア的な視点で小説を書いてるから、イタリア語の情報を紹介したほうがリアリティーは出るだろうとも思う)
武器関連で武器の歴史、背景、コスト、使用目的、作り(作り方や構造や素材)、使い方、武器そのものの説明を詳しく書いているサイトがあったり
いや、ホント、
例えば、打撃系武器のメイス、モーニングスターとかのページとか
凶悪な武器の解説を読むのが楽しくてたまらない
ちなみに、モーニングスターって言うと、棒に鎖がついていて先にトゲの付いた鉄球がある感じがする。
しかしですね。
La Stella del Mattino(モーニングスター)は、棒の先にトゲ状の硬い先端部のあるものを示していて
Il Mazzafrusto(マッツア・フルスト=直訳すると鞭状メイス)を、棒の先に鎖などで硬い鉄球などにトゲ状の突起を付けたものを示したりするのですよ
マッツァ・フルストの方がモーニングスターのイメージがあるんだけど、呼び名が違う。
マッツァ・フルストには、鞭的にしなるというか、支点がいくつもあるっていうのかな、そういう武器が含まれるので、テコンドー的なものもそこにはいってくるのです。
いや、知らなかった。
(打撃系の武器はあまり好きではないので詳しくない)
そして、打撃系(メイスとかの系統)っていうのは、コストが低い武器であり、使っていたのは市民階級の兵士だったみたいですね。
よく、ゲームとかでは、聖騎士が剣だけでなく、打撃系武器を使っているようなイメージもあるんだけど
あとは破戒僧的なキャラ?や僧侶?
お金を持っている貴族階級は、剣を使うと相場が決まっているようです。
(槍も馬上試合とかで使うし、刃があるもののほうがコストがかかるから、打撃系は貧乏人の武器のようですよ)
おんなじ熱量で、すべての白兵兵器を解説してるのがたまらなくて
小説を書くのを脇において
ついつい読み込んでしまっていたり……
そのサイトのオーナー?が本を出していたりして
それがまたやたらにマニアックな感じがプンプンとしていて
日本で言うところの同人誌的な、小規模な出版物のようなのですが
街の歴史や文化を出版したりする小さな出版社があちこちにあったりもするので
おそらくそういうたぐいのものだとは思うのですが
取り寄せるのを考えていたりも。
私、武器フェチなので、武器関係の資料を読んでいるときは、なんだかワクワクしてついつい寄り道をしてしまったりして。
でも、アントーニオとジョヴァンニの距離をもう少しはやく縮めたい気持ちもあったり……。