• 異世界ファンタジー

ライラと『私』の物語 第二部 あとがき的な何か





 【※第二部までのネタバレを含みます】



 こんな所まで読んで頂き、ありがとうございます。作者のGiGi(ジジ)と申します。


 さてさて、第二部、いかがだったでしょうか? いやあ、第二部にしてようやく、この物語の本筋、方向性が見え始めてきたかと思われます(遅い)。

 思い返せば、第一部にて起こった『エルフの人身売買』事件。こんなのは他作品なら3000文字くらいで終わらせるのでしょうが……すいません、この作品、十万字程度かけてますね。

 こんなとっつきづらい作品を読んで頂き、更にはこんな所まで読んで下さっているあなた様には頭が上がりません。物語全般を通して、右肩上がりに面白くなっていく構成のつもりなので……今後も期待してお付き合い頂けると嬉しいです、はい。


 さて、第二部の裏話ですが……一つ気付きました。何を言ってもネタバレになってしまうと。

 それに、後で「全部計算して書きましたよ?」とか言ってみたいじゃないですか。みたいじゃないですか。

 なので、詳細は物語完結後、別に上げるとして……何をお話ししましょうか。


 ええと、第一部のあとがきで言った通り(?)、莉奈の能力が決まった時点で、物語の最後までにどんなイベントが起こるのかは決まっています。
 
 それでも、その場その場の動きはキャラ達に任せているので……そうですね、では、作者のびっくりポイントその1『ルネディが生えてきた』。

 これに関しては、未登場のキャラを含めた全員の行動を考えれば、当たり前っちゃ当たり前なのですが……これが後述に大きな影響を与えることになります。

 そして、作者のびっくりポイントその2『莉奈が斬られた』。

 いや、作者の予想だと、莉奈の蹴りが側頭部に入った時点で誠司が不貞腐れて、わだかまりを抱えたまま終了すると思ってたんですよ。

「もういい! 勝手にしろ!」みたいな感じで。うん、後味悪い。

 ただ、前述のルネディの件で莉奈が『厄災』の人柄を知ってしまい、メルへの肩入れが強くなってしまったこと。

 その『厄災』に必要以上に肩入れをする莉奈を見て、想像以上に誠司が意固地になってしまった影響で、あんな事になってしまいました。

 おかげで作者はとてもやるせない気持ちを抱きながら執筆をすることに……ただ、私の予想していた展開よりも素晴らしい物語になったかと思われます。(おかげで作者はこの後、苦しむことになるのですが)


 それでは、これ以上は完結後のお楽しみとして取っておくことにして、お礼の方を。

 まず、この作品を読んで下さっている皆様、ブックマーク、評価、いいね、フォロー、星を入れてくださった皆様、それにそれに、PVを後押しして下さっている方皆様全員に、厚く御礼申し上げます。

 やっぱり不安なんですよ。もしかしたら誰も読まずにブラウザバックしてるんじゃないかって。だから誤字報告がきた時は、小躍りして喜んだものです。ああ、読んでくれてる人がいるんだって……すいません、気をつけます。

 なので、もし一人でも楽しみにしてくれている方がいらっしゃるのであれば、作者に何かない限りはエタらずに書き続けます。いえ、エタった時点で物語のキャラ達が役目を道半ばで終えることになってしまうので、結局どうあれ書き続けます。この物語は、完結させないと意味がない物語ですので。


 と、自分を追い込んだところで次回予告。

 はい、エピローグで匂わせましたが、新たなる転移者の登場です。作者的には満を持して、といった感じの人物であります。

 そして、東の国では何やら良からぬ気配が……一体、どうなってしまうのでしょう。

 第三部は十数万字程のストックがありますが、物語の整合性を見る都合でしばらくは隔日更新になってしまいます。申し訳ありません。間が空くよりは定期更新した方がいいと思うので、お許し下さい。

(一話の文字数を減らせばいいだけなのですが……読み応え的に、一話でそれなりに話を動かしたいという作者の趣味嗜好です、ごめんなさい)


 では長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。


 第三部、

『鈍感がツンデレを呼ぶ、とても純粋でとても汚れた恋愛事情が描かれる王道(?)ファンタジー』

 引き続き、お楽しみくださいませ。



 2023年 10月 26日 GiGi

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する