https://kakuyomu.jp/works/1177354054881038781/episodes/1177354054883982928 この話にルビを振るべきだった、ということすら知らなかったんですよ。定山渓って「じょうざんけい」って読むんですけども、難読という自覚すらなかったんです。そら花畔はめちゃくちゃですよ、これは初見では絶対に読めない。そっから北に向かいますと、留辺蘂(ぶつぶつフォビアのひとがみたら発狂しそうな漢字を使ってしまいすみません)とか濃昼とかね、キラキラネームもかくやって名前の地名が続きますけど、まあこれだったら説明しますよ。これは留辺蘂って読むんですよ、とかね。こっちは濃昼って読むんです、蜚蠊みたいですよね、北海道に蜚蠊はいませんけどアッハッハ、とかね。
なんなら留萌も一応ルビ降りますかね。そのくらいの意識はあるんですよ。豊平峡は冷静に考えるとバグってるんで(豊平川はなんなんだよってなる)、まあ心と時間に余裕があればルビはふる。定山渓は……！！
いや皆さんが無知だとかいうわけではないんですよ。無知はこっちです。昔俺は森町というところに住んでて、そこから見える駒ヶ岳を富士山と呼んでいた。そんな感じですよね。定山渓って熱海くらい有名だと思ってたんですよ、下呂とか。ねっかい？ とか、しもろ？ とかならないじゃあないですか流石に。それがまさかの。
カクヨムに登録して良かったですよ、日々見聞が広がります。改めてこれは説明が必要な用語なんだな、それが分かって良かったです。今日、定山渓(じょうざんけい)、名前だけでも、いや読みだけでも覚えて帰ってやってください。
一応札幌市南区なんですね、完全に独立してる感はありますが、しかし札幌市南区定山渓だったはずです。札駅からだとバスで1時間ちょい、真駒内からだと40分とかでしょうか。だいたいどこかしらの無料送迎バスがあるんで、札幌まで来れば無料で行けます。で、そこかしこに足湯があるので足湯だけならタダです。温泉街なんですよ。
温泉の質的にはめちゃ普通の、いわゆる温泉で、硫黄とか感はほぼないです、硫黄が好きなみなさんは登別(のぼりべつ)(と言えば！ く・ま・ぼ・く・じょう！ クマ牧場！！)にいきましょう。近くはないけどね登別。
エクストラハイシーズン(12/30-1/3とか)を除けば、適当なとこならビジホくらいの値段で、高くても二万しないで部屋に露天風呂ついた部屋とか取れるので、懐にも優しい。
ただ風呂しかないです。一応国際スキー場は近いんだっけかな、あとまあノースサファリとかね(でもノースサファリ行きたいなら小金湯温泉のが近い)。飯はホテルで食いましょう、次は絶対そうする。ホテル飯ですが、うーんまあ、ホテル飯ですねって感じではありますが……飯をめがけて行ったことないのでわかんないです、マジのところは激烈にうまいのもあるかもしんないけど、って感じですな。でも無をやるには適しています。年末年始どう？ ってひとを誘ってみたんですがやや渋られております。
コンビニは充実しています。
ってな感じなので、たしかによく考えてみたら、定山渓めがけてはこねーよな、札幌から1時間車に揺られんならそら小樽とかいきますよね……たしかにそりゃあそうだ。つまりあそこは札幌市民向けの温泉街で、そりゃあ全国的な知名度はないわけですよ、よく分かったんですけど、しかし、驚きはしましたねちょっと。皆さんの街にも、なんかそういう、難読でもいいし、実は町民には有名なんだけど、有名ってか常識なんだけど、世界はまだそれを知らない、そしてそのことを自分もしらない、そんなんが眠っているかもしれません。なんかこう、なんていうんですかね、実はそこ裏通りだったんだみたいなね。斜め通りって呼んでるあそこに新川なんちゃら通りって正式名称あるんだみたいな、そういうのに思いを馳せながら年を越すというのはどうでしょうか。意味ですか？ 特にはないです。