定山渓で食べたものリスト

<9/2~9/4>

 定山渓に行った。「無」をしたいという話になったからだ。


 とりあえず飲み食いしたものを羅列する。


<9/2>

 ・ビール(1リットルくらい)

 ・チータラ

 ・チートス

 ・ベビースターラーメンピー

 ・神戸ショコラ

 ・獺祭発泡酒(これ安くてうまいのでお勧め)

 ・なんかスパークリングワイン

 ・塩ラーメン

 ・アイス

 ・枝豆

 ・かっぱえびせん


<9/3>

 ・カップ茶漬け

 ・バターロールパン

 ・丼プリン(1口)

 ・ネギトロ寿司

 ・くるみあんとココナッツミルクかけたぜんざい

 ・コンビニうどん

 ・ベビースターラーメンピー

 ・チョコアソートみたいなやつ

 ・柿ピー

 ・チータラ

 ・枝豆

 ・ナッツ

 ・ビール(350 ml)

 ・ワイン

 ・鍛高譚

 ・松尾ジンギスカン


<9/4>

 ・バターロールパン

 ・おにぎり2つ

 (退去)


 いやー。。。 これは太りますわ。それはそうだ。文句なし。

 またずーっと食ってるからね。


 そんで、風来のシレンとか、トルネコの不思議なダンジョンで、「おなか一杯の時にさらにおにぎり食うと満腹度の総量があがる」ってシステムがあるけど、まさにアレ。おかげで今すごい腹減ってる。ぐうぐう言ってる。そこそこ食ってるのに。なので太り度もあがってる。一応言い訳聞きますか?


 いらない。そうだよな。わかるぅ。でも言うね。


 といっても言い訳というほどの言い訳はなくて、まあ「無」をやってると飯食うしかなくなるのが一つ、もう一つは年寄りを連れて行ったのが失敗とこういうことになる。


 今回のメンツ、20代、30代(俺)、40代、60代でさっき計算したら平均年齢は42歳。で、こういうメンバーで行くとどうなるかっていうと、60代が暴れる。具体的には、「若者を食わせてやらなければ」という方向に動く。もうね、大して若くないんですよ全員。平均年齢が完全な中年だからあ。


 もともと素泊まりで5,500円っていうビジホみたいなところだったので、ディスカウントストアみたいなところで酒とつまみは買い込んでって、で、俺とかだけだったらカップ麺とかも買ってけばよかったんだけども、さすがに60代にカップ麺つきつけてこの部屋からは出られませんみたいにするのどーかなと思ったんで、ま、飯は向こうで考えようセコマもあったはず、みたいな感じで行って、で4時くらいに着いて、上に書いたような酒とつまみやってたら、飯とかどうでも良くなってくる。


 ナイス無、風呂入って寝よみたいな雰囲気だったのに、8時くらいに60代が「で、飯はどうする?」って言いだす。えー……いらなくね……ってわりと思ったんだけど、この60代とももう十年来の付き合いなので、この「どうする?」は「行きたいなあ」または「行かなきゃ(使命感)」の「どうする?」だということがわかる。のでとりあえず浴衣から着替えて外に出る。


 俺は32年間生きてきて、数限りなくは言い過ぎだけども、結構な回数定山渓は行ったことある、が、旅館ないしホテルの外で飯を食った経験がほぼない。まあだからセコマはあるので、そこでお菓子買ったり酒を足したりすることはあるけども(余談だが、このセコマの手前にファミマとローソンが向かい合って新設されてて、すごいコンビニ大戦争だと思った)、温泉旅館泊まりに行って外食ってわざわざ、ねえ。


 で定山渓サイドもそれはわかってて、店が全然開いてない。一応じゃあ出てみますかって蕎麦屋行ったら(東海大が地図作ってるんだけど、これは割とできがイイ。ただ、営業時間が書いてないのがマイナス20点)、まあ普通に閉まってて、一応電気ついてる隣の定食屋っぽいとこ入ったら、お父さんはテレビの前で新聞読んでて、お母さんは無言で顎で席を示すみたいなそういうところ。ラーメン、どんぶり、グラタンまでなんでもメニューにはあって、酒は基本ボトル。これはアレでしょ、どう考えてもホテル従業員の憩いの場でしょ。常連で構成されてる店で、この時間に来ることは想定されてないでしょ。


 本当にそうで、一応「なんかお勧めとかありますか? (作るの面倒くさくないメニューはどれですか? くらいのつもりで聞いた)」って聞いたら、お母さんこっちを見て完全に無言。無言ってあるかよとか思いながら、「あー全部お勧めってことですよねアハハ」とか適当なこと言って、なんとなくヘルシーそうな「山かけ定食」頼んだら、「お米今切らしてるの」。


 米を切らしてる定食屋があるかい。いやあったんだけどね。


 これは「帰れ」って意味かな(たぶんここが京都だったらそういう意味だと思う)って思ったんだけど、じゃあラーメンにしようみたいな感じになって、すごいぞ鋼のメンタルだ60代って思いながら全員でラーメン啜って、って体験したらもうあとすごすご帰って「無」の続きやるしかないでしょうって思うんだけど、翌日の昼も夜も果敢に外に飯食いに行こうとする。すごい。結局翌日はカフェ「崖の上」とか、夜はもう完全なおのぼりさんで松尾ジンギスカン食いに行った(北海道に観光に来てよかったな~~~)(ただ、割高なのは割高だけどうまいはうまい)


 さらにコンビニに行って各自朝ごはん的なものを買ったところに、丼プリンとかネギトロ巻とかアイスとかを追加してくる。何しろガンガンに払っていくから我々には止めようもない。


 結果、「無」も相まってずーーーーっと食ってることになる。

 だってそこに並んでるんだもんよ。「若いんだから食え」みたいな圧力もかかるし。圧力っていうか、無言で俺の前にネギトロ巻を滑らせてくる。「あちらのお客様からです」みたいな雰囲気だして。ショットグラスみたいにネギトロ巻パックが滑ってくる。


 だから「無」自体はso good、またやってもいいねって感じだったんだけど、次は飯がちゃんとキッチリついてるところにして、買い出しフェーズは最小限にすることにしようと俺は誓った。最後一応集合写真撮ったら、明らかに太ってる。しっかし本当痩せるのは時間かかるけど、太るのはワンピースでいうところの生命還気(漢字合ってるかは自信なし)みたいな感じで、すぐ戻ってくるなあという気持ち。まあ酒もそこそこ飲んでるからむくんでるのかもしれないけど、今も鏡に映る俺、いつもより体積が大きくて。嗚呼。

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