糸賀　太（いとが　ふとし）

とある紹介をきっかけに、夏目漱石の短編「趣味の遺伝」を読んでみた。

筆者も含めて「セーラームーン」の一言で納得できる人は多いんだろうなあ。20世紀初頭の日本文学で、20世紀末のTVアニメを連想するという予想外の読書体験だった。

話はとんで、標題の「ネタバレあり」注記について。100年以上前の作品にネタバレもなにもとは思うけど、「趣味の遺伝」は「こころ」ほどには世間的にネタバレしてないはずなので、一応。