アミン・マアルーフの小説に『サマルカンド』年代記というのがあって、たしかオマル・ハイヤームのルバイヤート(詩)を知ったころに読んだ一冊。
歴史冒険ものならではの展開に、すごいわくわくしたものだった。出会えたおかげで関連するノンフィクションにまで手をのばし…。
某社の世界各国史の西アジアや中央ユーラシアを読んだり、ルバイヤートの訳本を数冊とはいえ集めたり、19世紀のペルシアに赴任したシャスター氏の著書を読めないなりに読んで、19世紀外交のアレさにドン引きしたり。
『サマルカンド年代記』はラジオドラマも面白かった。再放送しないかなあ。