糸賀　太（いとが　ふとし）

そんなことはありえないけれどもあるのだと、いうお話。

アンリ・ルソーの馬を襲うジャガーに題をとった超短編。

【あらすじ】越前国は甲楽城の渡しで船頭を営む塩次のもとに陰陽師と山伏が喧嘩しながらやってきた。船頭は厄介事は御免、はやく対岸に渡って休もうと、渡し賃をもっていた陰陽師だけを乗せて…

【木曜更新】平安時代。行商人の太郎は、京中でのインチキ商売を検非違使の持衡により暴かれて追われ続けた挙げ句、笠置山に逃げ込んだ。無罪放免を勝ち取るべく山中に住む娘と老婆を人質にし…

スキマ時間にどうぞ。

ソフトウェアの発展がヒトを孤独とは無縁にしたが、ヒトの習慣は未だにヒトを不養生と離縁させないくらいに未来のお話。

淹れたてのお茶の香りが部屋に広がるまでのあいだにどうぞ。

若者の日常のワンカット。 注：この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

ほぼスクロール不要の超短編。

猫が消えると、お隣さんが言った。

赤いきつねを手にタイムスリップ

主人公は勤続6年目にして初のボーナスを手にした。家族にお土産を買おうとスーパーに立ち寄ると、割引ならぬ割足シールに戸惑う。食べごろだから値上げしたと説明されても、なんだか騙されて…

ノースクロールで読める幻想小品。 語り手は何処から何処・何時へ行ったのか？

スクロールいらずの超短編。奇妙な縁組とその顛末。

たった二行。脳内メモリを食いつづけるアイデアのリリースです。

果たして語り手は何処まで歩いていったのか？たった100字の幻想日記。

　人が好奇心を持って、一度は失って、取り戻すために一歩踏み出すという流れを描くのが狙いです。主人公は、妹の遺品整理をきっかけに、過去のある出来事について、回想をはじめます。 （…

ナポリタンコピペに敬意を込めて。あちらとは逆の現象に取材。

ちょっとした待ち時間でも読めるミニミニ小話

スパムを消すたびに、ドアの下から手紙がやってくると、留守電が言う。

ちょっとした待ち時間でも読めるミニミニ小話。

フィルムアート社さまの自主企画「その物語を一文で表すとどうなる？　みなさん作品の「プレミス」を募集!!」への参加作です。

ミステリ×過ぎ去った時事ネタ×ギャグ

　愛猫と再会するため、老人は最後の「仕事」に挑む。時間は有限だ。（追記）縦書きにして目次を隠すと、紙の本らしくなって読みやすくなります。 注：この作品は猫が死にます。猫好きの方に…

文庫本にして見開き2ページのショートショート 縦書きにして目次を隠すと、紙の本らしくなって読みやすくなります。

移動中にも読める超短編。

お風呂でご飯に。

感想文やレビューというより、プロフィールの延長に近いです。 「ライブラリ」に収まっている作品のなかから、見聞きした作品のタイトルだけ書き写したようなものです。

オフィスゴミはだいたい燃えるから、燃えるゴミ・燃やせるゴミのペアではなく、ソロでゴミ箱を起用しました。

学校以外にも卒業するものがあります。 注：この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

注：この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

イソップ寓話と狐物語を混ぜた味です。 注：この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

成績不振の家具ディーラー、向かった先は、無人駅。

世代を超えての宇宙移民を扱った、昔ながらのSFショートショート。

ギャグが欲しい人へ

ほぼスクロール無し。ミニマムなお話。

歴史改変ショートショートSF。 あるいはシステムをアップデートしたら、365では不足になったこと。

コバンザメ人間シャーク・サッカーは、夜中に港で悪党二人組の手から、漁業組合長を救い出した。助けた縁で組合事務所に居候していると、不意に差出人不明の荷物が届き、討つべき悪の臭いを感…

　なぜか帽子とコートにこだわる主人公が入り込んだ寿司屋は、どうしようもなく駄目な店だった。マズメシ＆ワケアリ主人公のショートストーリー（サメ映画のような場面はないので、予めご了承…

体操服が突然に踊りだした。鎮める術はあるのか？

高校剣道部の祝勝パーティーのさなか、退学になった元部員から決闘の申込みが来た。学外でのケンカに巻き込んで進路を台無しにしようという魂胆だ。しかもランサムウェアを使い、思い出の詰ま…

　この世の不幸を知らない酔漢は、投げ捨てて割れた酒壺の声を聞いて、死の存在とその恐ろしさを知った。すると、男はいつか死ぬならば、なおのこと現世を楽しもうと決意する。壺の声の正体は…