『仁嶋サワコ(ニトウ)』様の作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16818023213771265886ジャンルは、コメディな異世界ファンタジーの冒険もの、となっております。
すでに魔王が倒されてしばらくたった平和な世界。
そこを旅することになったのはモブっぽい村人少年+かつての英雄のなれの果てな鳥さん+かつての勇者っぽい姿をした槍使いのお姉さん+胡散臭いお嬢様。
彼らが軽妙な掛け合いを振りまきながらの、ドタバタ珍道中、といったお話しでなんですが。
『ありふれた物語』というタイトルには二面性があったりするんですね。
一つの側面は、世界設定なんですが、平和な世界で大きな事件などは起こらない、一般モブ村人少年の物語である、という意味での『ありふれた』です。
もう一つの側面は、徹底して非テンプレに徹して、流行にも乗らない、独自路線を突っ走るという意味での、『ありふれてない』という皮肉が込められてもいます。
主人公の少年が旅にでる経緯にしても、いかにも物語らしいロマン溢れる壮大な動機があったりするわけでもなく、ほんとにゆる~い、けどリアルな動機で出発することになったり、という。
冒険物語のお約束を徹底的にわざと外して、モブ少年がとってもモブらしい一般人として行動するところに、この作品の醍醐味があります。
そんなわけで、派手な冒険活劇、というより、モブ少年がどこまでもモブらしく行動する、ゆるゆる旅行といった雰囲気が心地良い作品となっております。
『仁嶋サワコ(ニトウ)』様の近況ノートにキービジュアルがありますので、
おそらくそれ見ていただくのが一番雰囲気掴みやすいかと思われます。
リンク↓
https://kakuyomu.jp/users/nitosawa/news/16818093073617279524こんな方にオススメ
:軽めの雰囲気で気楽に読めるファンタジー旅行記っぽいものを読みたい方。
:のんびり雰囲気の中で繰り返されるノンストップの掛け合いを、ゆるゆる楽しみたい方。
:清々しいほどに独自路線を突っ走る作品が好きな方。