表情が思ってた通りなのがすごい!
『加須 千花』様より、絵にするのが難しそうなシーンをがっつり描いてくださいました。
↓この私の作のヒロイン、ハレヤ・ハーレリを描いたものです。
全裸ホームレス勇者少女(呪)を拾う。~ちっちゃな自称元勇者に出会って十五秒で脅迫されて映画作りを頼まれたけれど、なんかこの人、死にそうです!!~
https://kakuyomu.jp/works/16818023212570970800物語の終盤、彼女のためにあらゆる事をやりきった主人公ロジオンへ向ける表情なのですが、
単純な嬉しさや愛しさ、だけではない、彼女と彼がこれまで積み重ねてきたあらゆる感情が滲みでているようです。
実はここでは涙を流してる描写はないんですが、代わりに、嬉しさが漏れだしている、という表現があります。
それをあえて涙として描くあたり、やっぱりセンスを感じちゃいます。
というのも実際、最終稿の前の段階では涙の描写を入れてたりするからなんですね。
ただこの部分を文章でそれやると、くどい感じになってしまうので、直接的な涙の表現を削ったのですが。
まさかそこをピンポイントに読み取って?絵にしてしまうとはエスパーか? と思っちゃいましたw
いやほんとすごいです。
小説のファンアートの魅力はいろいろあると思いますが、私の楽しみはやはり、
それまで絵になってないキャラクターが、みんなの脳内ではどんな風に思い描かれているんだろう、っていうのが可視化されて分かることですね。
今回の加須千花様のハレヤも、
幼い少女の姿ながらも、どこか大人びた雰囲気や、漂う哀愁、包帯から覗く『罪の炎』といった特徴をしっかり捉えてくださってて、なるほどなと頷いちゃいました。
嬉しかったです
文章から絵を作る能力、ほんとうらやましいですね。
素敵なイラストをありがとうございました。