Amazonのプライムビデオでゴジラ-1.0を観ました。
ドンパチ系洋画が専門だったのでゴジラをまともに観たのって実は初めてなんですが、-1.0すげー良いですね。終戦直後の日本人の会話にしてはクラス、メッセージ、ダメージ、ペアを組むなど外来語が多すぎる気はしますが。
ゴジラと海水の間に気泡で幕を作り、浮力を失わせることで深海まで一気に沈没させ圧殺しようとする発想は、実に斬新だと思いました。まあ実際に泡で浮力を失わせるには泡の量が全然足りないらしいし、海面下1500mで展開するほど高圧の浮袋は水面に到達する前に破裂してしまうでしょうけど、でも本作はそこらへんをもっともらしく見せるのが非常に巧かったです。勢いで押し切ってるだけと言えばそうかもしれないけどさ、芸術とは最も美しい嘘のことであるbyドビュッシー。
あと、戦闘シーンのテーマ曲の入りがめっちゃかっこいい。
その一方でゴジラがシンクロナイズドスイミングみたいに立ち泳ぎしながら海上で直立してる光景は、想像するだけで【萌ゑ】。
そして特攻隊というのは褒められた作戦ではないですが、本作の主人公・敷島の子供の未来のために刺し違えてでもゴジラを斃すという覚悟は悲壮であると同時にとても心を揺さぶるものでした。これぞ本物の兵(つわもの)。
修学旅行以下略に関しては、今ちょっとずつ書き進めてます。ここんとこ休日も寝て過ごしてるだけなので、進捗はお世辞にも早いとは言えませんが。
今回の写真はライの装備品。
上から順にストライダーのマントラックII。
俺が初めて買ったストライダーです。本来はG-10のハンドルパネルがついていましたが、自分でパラコードに巻替えました。G-10はあまり厚みが無いので、手だまりがよくなっていい感じです。
二番目はしばらく登場しませんが、ストライダーのデザインでアメリカのバック社が製作したBUCK-ストライダーの小型モデル。ライナーロック式のフォールディングナイフとしてはブレードの収納方向への強度が極めて高いのが特徴です。普通のフォールディングナイフはたいていライナーをロック方向へ反らすために部材の一部が削り込まれており、そのためライナーがどんなに分厚くても実際の剛性はその削り込んだ部分の厚みで決まるんですが、このモデルに関してはライナーの厚みが均一で、見た目にはライナーがそれほど分厚くなくてもしっかり剛性が確保されているのです。ただしフォールディングナイフというのは支点部分のピンの大きさがそれほど大きくないので、木箱の隙間にナイフを差し込んでこじる様な使い方には向いてないでしょうね。
三番目はナイツナイフのブラックナイト。前にも載せたことあるやつです。
ここまで全部名古屋のアウトドアクラブで十八年ほど前に買いました。
四番目はストライダーのHT-SS。右脛に着けてます。
実は俺、はじめて買ったナイフがマントラックIIだったせいでシースナイフの大きさの標準をかなり勘違いしてまして。イカリヤで三挺セットで買ったもののひとつなんですが、それらを見たときにHT-SSは別段小型じゃなくてほかの二挺とサイズがほとんど変わらなかったことにびっくりした憶えがあります。
五番目はサンボーホールでだいぶ前に開催されたオールニッポンナイフショーで購入した初めての菊ナイフ。カオルとかカオレとか、そんなモデル名だったと思います。
プロローグからすでに登場してて、猪の解体シーンでも使用してます。
大型の三挺はHMMWVの野営地で埋葬されていたアメリカ兵の持ち物で、ほかにも持ち歩いている以外に数挺のナイフがあります。
BUCK-ストライダーと菊ナイフの二挺はライと一緒にエルンに飛ばされてその直後に死亡した登山家の持ち物で、あとはライが自前で持ち込んだりほかの漂流物から回収した肥後守とかがあります。
基本的に登場する道具に関しては、過去とか未来にはあまりこだわってません。ライの視点から見ての相対的に過去か未来かというだけで、メル子の持ってる太刀の持ち主から見ればライが未来から来た人間である様に、ライの視点から見て未来から来た人がいてもおかしくはないので。そのうち光線銃とか出てくるかもしれません。