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【やはりXZ2Premiumが至高】中古品だけど買い替えるか。

 しばらく前にね、1 IVに携帯を買い替えたんですよ。さんざん愚痴った記事書いてたけど。
 これが控えめに言って全然ダメ。前に使ってたXZ2Premiumと比較して、およそ思いつくありとあらゆる面で見劣りする。はっきりゴミだと言ってないだけ俺は気を遣ってるほうだと思う。

 まず、全体のデザイン。細長くなった機体を持ちやすいと取るかは人それぞれでしょうけど、個人的にはこの時点でもうダメダメ。
 縦に長い形状を個性的と取るか奇を衒っていると取るか、これも人それぞれだと思います。手の小さい人なら持ちやすいんでしょうけど、個人的には奇を衒っていると受け取りました。というより、ほかのメーカーのスマートフォンがみんな同じ様な縦横比なのは没個性なのではなく普遍的なのです。完成品を販売する建売住宅というのは多少なりとも間取りやレイアウトが似通っているものですが、それはつまり大多数の人が使いやすいと感じるレイアウトに設計されているということで、これも似た様なものでしょう。

 1をはじめとする数字シリーズすべてに共通する電源ボタンを兼ねた指紋センサーですが、俺はこれが回収ものの欠陥だと思っています。なんならこれ考えた奴に、おまえセンス無いから仕事辞めろと言いたい。
 普通に取り出したときに指先が触れただけで「失敗」とカウントされ、電源ボタンを押すころには「所定の回数を越えたから30秒待て」という表示が出ます。最近は猫も杓子もアルコールなせいで肌荒れも相俟って感度の悪いこと悪いこと。もちろん、センサーの表面積の狭さも原因のひとつです。背面に丸形の大きなセンサーを備えたXZ2で、この手のストレスを感じたことはありません。

 上にスワイプして大文字に出来ないGoogleのキーボードも気に入りません。これに関しては予測変換が役に立たない点もあって心底気に入りません。
 たとえば「吉田か斎藤か」みたいな文を打とうとして「吉田か」だけを先に打ちます。初っ端に出てくるのは吉高、次に吉田家。あとは吉田が、よしだが、ヨシダカ、ヨシダが、吉田か、吉田佳と続きます。真っ先に吉田かを出しやがれ。これはまだいいほうで、52-Aは「吉田か」が予測変換のスペースに表示されませんでした。一事が万事この調子で、学習もまったく役に立ちません。POBoxを返せ。

 近所に最近出来たでっかいショッピングモールに入ったテナントショップの店員は「現行の数字シリーズの一番安いのでも、XZ2Pより性能が上だ」と話していましたが、とてもそうは思えません。エラーとラグがしょっちゅう出てきて、画像ビューアもどういうわけだか画像を開こうとしたら別なフォルダ内の画像が開くなんてことが当たり前にあります。

 と思ったらSnapDragonってサムスン製なんですね。それをつい先ほど知って、ああ……とこの最上位モデル(笑)の残念ぶりのすべてが腑に落ちてしまいました。そらあんな値段以外に高級な部分の無い高かろう悪かろうな会社の製品使ってたら使いもんになるわけない。

 先述したとおり幅が狭いせいで、電子書籍のナイフカタログにダイの大冒険、バオー来訪者から写真の画像に至るまで、片っ端から小さく表示されて見難いです。16:9の画像とこいつの画面の縦横サイズ比が全然合ってねーんだよ。地図アプリも縦はともかく横の表示範囲が狭くて使いにくい。正直なにがよくてこのデザインを選んだのか、SONYの開発者を石抱きとか駿河問いで小一時間尋問してみたいです。
 XZ3はでかすぎだけど、XZ2Pくらいの大きさはあってしかるべきです。くどい様ですが数字シリーズは画像と画面の縦横比がまったく合ってないせいで、画像が左右から押し潰されて小さく表示されるんです。昔サブ機として持ってた8はディスプレイの縦横比をそのまま使った縦長の写真とか撮れたんですけど、5 IIや1 IVはそれも出来ませんしね。手の小さい人には扱い易いのかもしれませんが、それ以外のデメリットがでかすぎる。

 実はネットサーフィンとか動画視聴はサブ機の5 II(ahamo)でやることが多いので発熱に関しては詳しくないんですが、ネットを遮断した状態でのバッテリーの減りが異常に早い。モバイルデータもWi-Fiもオフにした状態で五時間経ったら20%減ってたことがありました。
 同じ条件で購入三年目のサブ機より減ってるってどういうことだ。

 ……とまあ愚痴ばかりになってるんですけど、俺の愛するXZ2Premiumを今日、先述したショッピングモール内のGEOの中古携帯ショップで見つけまして。買おうかどうかめっちゃ迷ってます。

 そしてこないだ三木deナイフショーにお邪魔してきました。戦利品は肥後守が二挺とマサユキナイフ。
 上の一挺は永尾かね駒製作所の従業員Sさんの黒歴史、もとい肥後守で唯一白鋼を使った笹葉型。本来は黒く残しとかないといけない部分を磨いちゃったために、売り物にならなくなった不良在庫を安売りしてました。でも白紙割込の刻印は社長が作ったやつよりくっきり入ってます。
 二挺目はマサユキさんの端材ナイフ。ストックリムーバルは鋼材を撃ち抜いたり、菊ナイフであればレーザーカッターで斬り抜いたりするんですが、その残った部分からそれぞれ形状の異なるワンオフのナイフを数挺用意してまして、今回ゲットしたのはそのうちの一挺です。ブレードデザインはスティーヴ・タラーニがデザインしたカランビットに印象が似ています。
 下の一挺はVG-10積層鋼の肥後守。ダマスカスみたいな模様が美しい一品です。
 特撰多層鋼という青紙のを何挺か持ってるんですが、野外で実際に使うなら使いやすいのは青鋼よりもステンレス製で耐蝕性の高いこっちでしょうね。強度面に関しては、折り曲げた金属板ではさみ込んでリベット止めしてあるだけの肥後守はどんな負荷のかけ方をしても最初にダメージが入るのはリベットなので、どれを選んでもあまり変わりません。
 ちなみにリベットは普通の鉄なので、刃は錆びなくてもリベットは錆びます。どうあがいても絶望。

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