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【しばらくは続きが書けない】裸眼は快適だけど、疲れます。

 なんかここ数週間で急激に眼鏡の度数が合わなくなって、今裸眼で過ごしています。視界が広くなってとってもいい感じなのですが、視力が回復したわけではないのでとにかく疲れます。PCの画面を長時間眺めてるのもきついので、しばらくは更新を控えるつもりでいます。

 久しぶりにダイの大冒険を読んで、登場シーンすべてが名場面の男・後期型ハドラーの最期でめっちゃ泣いてたのでそのせいかもしれません。目をこすりまくったからなあ。

 それはともかく、神戸のキイトホールで開催されたオールニッポンナイフショーに行ってきました。菊ナイフやレッドオルカ、肥後守が目当てでした。
 写真の下から二番目が菊ナイフの旋風です。
 一緒に置いてあるワッペンは、今回六個だけ用意されたもののひとつだそうです。特に要求したわけではないのですが、売り子をやってた菊さんのお孫さんが譲ってくださいました。

 今回のキイトホールにはナイフメーカーのほかイカリヤも出店していて、いくつかのナイフを購入してきました。
 一番上がガーバーのアップルゲート。ダブルロック機構つきのフォールディングナイフです。
 二番目はベンチメイド製のエマーソン・CQC7。格闘技教官アーネスト・エマーソンが自前の会社を立ち上げる前にベンチメイドブランドで作った作品だそうです。エマーソン製品はどれもライナーがタイトでロック機構を解除するのが大変なのですが、こいつは特に固いです。

一番下はラスィ・ザボのUUKヴァンパイア。すでに一挺あるのに、四万円OFFに釣られる俺。ハンドルパネルが掌を切りつける様なすんごい喰い込みなほか、シースがめっちゃ抜きやすくなってます。

 写真には入っていませんが、肥後守初のライナーロック式フォールディングナイフも買ってきました。行き損ねたんですが、金物まつりが初出だそうな。
 今回は高島屋開催の日本の伝統展ともろにかぶるため、永尾光雄社長はそっちに行ってて息子さんと社員さんだけでブースを担当してました。後継者問題は解決した様でなによりですが、こういう歴史のある家業を営んでる家に生まれるのって大変なんだろうと思います。
 高島屋には明珍(みょうちん)さんという――意外にも一発で変換出来た――火箸状の風鈴を作ってる鍛冶屋さんが参加してるのですが、十二世紀なかばから存続してるそうです。当時は甲冑職人で、家名は近衛天皇から下賜されたものだそうです。
 七百年以上ですよ。もちろん人類はみんなホモサピエンス誕生以来ひとりひとりが数万年の歴史を持ってるわけですが、単一の家名と単一の家業で七百年以上存続してる家系はそうそう無いでしょう。
 で、なにが言いたいのかというと、そういう家系に生まれるのって仕事には不自由しない代わりにやりたいのに出来なかったこととか、あきらめざるを得なかった選択肢とか、そういうのもいろいろとあるんだろうなあとしみじみしてしまいました。
 全然関係無いけどライの場合家名を得たのは徳川家康の祖父が三河の大名やってたころのことなので、大体四百年くらい前です。祖先の中には本多平八とかと肩を並べて戦ってた人もいます。上川町に定住したのは明治維新直後なので、百年ちょっと前。

業務連絡……
 ナイフが増えすぎて抽斗が閉まらなくなってきた……多分もう五十を超えてるからなあ。

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