あとEvil Must Dieの三ページ目まで。出だしでおわかりのとおり、凛ちゃんがまだ生まれてないころの過去パートです。あとアルカードも老夫婦のところに来てすぐの話です。
今回登場したショットガンはミンチ・メイカー、原型となった武器が現実に存在しないオリジナルのもので、ガス圧動作式のオートマティック式ショットガンがふたつくっついて水平二連になっています。
名前の由来はペドゴニアのアレです。ただし斧はついていません。あとSPASがベースでもないです。
もともとはFFを題材にした二次小説のために設定したもので、セイルディア・グリーンウッドの持ち物でした。
ところどころに名前だけ登場するグリーンウッドですが、もともとはFF7の二次創作の主人公で、神羅軍の特殊部隊スト―キング・サプライズ・アンド・デストロイの小隊長でした。また魔法戦を主眼に置いた特殊な個体として宝条の実験体にされた、ディープグラウンド・ソルジャーのひとりでもあります。LDKのほうの加筆修正が始まれば、おいおい本人が登場することになるでしょう。
ミンチ・メイカーは前述のとおり、ガス圧動作式のオートマティックショットガンをふたつくっつけて水平二連にした構造になっています。弾倉は筒型であるため、正面から見ると筒が四本束ねられている様に見えます。また、通常のショットガンと違ってチューブ・マガジンが銃身の下ではなく上にあります。
ストックは折りたたみ式ですが、グリップ自体は『ターミネーター』でカイル・リースがやっていた様に固定式ストックの一部を切り詰めて短縮した様な形状で、ピストルグリップは備えていません。ガンスティンガーをやるのにピストルグリップより都合がいいからです。ストック自体は上から回転させて折りたたむタイプのものです。
右の銃身は散弾を射出するのに適した滑腔銃身、左の銃身はスラッグ弾の命中精度を高めるためにライフリングが切られており、ストックを使用することである程度の精度で狙撃も可能です(可動式ストックなので、精度はそれなりですが)。アイアンサイトは左の銃身にのみ設けられています。
なお、射撃の際に薬莢が視界を横切ることになるので、普通のショットガンの様に側面から排莢する構造ではありません。ローディングポートを上面に備え、イジェクションポートはレシーヴァー下面に設けられており、上から装弾して真下に落とす構造になっています。チューブマガジンと銃身の位置関係が逆になっているのはこのためです。
……あれ? 違うな。
詳細に設定詰めたのはFFからですけど、初出はOgreですね。訂正します。
あまり出番はないけど、結構思い入れのある銃なんですよ。ネット晒し始めた初期のころから皆勤賞の銃なので。