• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

ウェラテヌス隆盛期 建国五門について

 お疲れ様です。
 浅羽信之です。

 少し時間は空いてしまいましたが、今回は前回の宣言通り『アレッシア建国五門』について、軽くまとめたのをあげます。
 本筋にはさほど関係ありませんが、バックグラウンドとしてこういうものなんだよ、という感じです。

 まとめ方としては
・名前
『一族の指針に近いモノ』
建国時の役割
後世への影響

 となっております。


 
・ウェラテヌス
『華美に飾らず、実用性を重視し、貯めた財はいざと言う時に国のために惜しみなく使うべし』
 建国時には主に他民族との折衝を担当。その役割柄、殺された数が圧倒的に多い。
 アレッシアが人質を認めないのはこの時に歴代の当主が国のためにならないと無条件で解放されない場合の解放交渉に一切応じなかった影響も大きい。



・アスピデアウス
『自身の教養と相手の教養を以って分かるように着飾るべし。国にとっての名誉こそ一門にとっての名誉なり』
 建国時には秩序の制定に貢献。今のアレッシアの政治体制の雛形はアスピデアウスの初代の頭の中にあった形である。
 人を率いるためには自身の生きざまも見せる必要があると一人だけ残して一門総突撃をかましたことのある家系。元老院議員も戦場に立てなければ地位を剥奪する制度への影響はこの一門の考えが一番大きい。



・タルキウス
『子を増やし、人を増やし、国家を広げるべし。領土の拡張こそ他民族に対する最大の盾なり』
 建国時には先頭に立って戦う回数が最も多かった一門。
 好戦的な国家としてのアレッシアの領土拡大戦略や数で上回った状態での正面突撃を良しとするアレッシアの基本戦略は建国時のタルキウスの戦術が元になっている。



・ナレティクス
『地位ある者は誰にでも分かるように着飾り、その財を皆に還元しなければならない』
 建国時には最も金策を成功させた一門。その豊富な財で戦争と街の発展を支えた。
 晩餐会から酒宴の流れ。酒宴でのお祭り騒ぎや様々な遊びはナレティクスが行った還元が元になっている。交流の場を広めた一門であるとも言える。



・ニベヌレス
『権力は移ろいゆくモノ。大事なのは、アレッシアの権威を守り抜くことのみ』
 建国時には他の一門との間に立って取り持つことが多かった。一番影が薄いが、一番重要とも言えるポジションを務め上げたのである。
 アレッシアに於いて賄賂が悪では無いのは、ニベヌレスの初代が仲介で有利になるように贈られた物を上手く使って国内を取りまとめていたからでもある。




 以上。建国五門でした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する