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ウェラテヌス隆盛期 第四章前半登場人物まとめ

 お疲れ様です。
 浅羽信之です。

 昨日に引き続き、登場人物まとめになります。
 今日は最長となった四章前半。主に裁判に関係がある人をまとめてみました。
 では、どうぞ。


・エスピラ・ウェラテヌス
 今回の被告。別に悪いことはしていない。
 妻メルアとは五歳の時よりの付き合いで、岳父タイリー・セルクラウスとも同じ頃より、タイリー曰く赤子の頃からの知り合い。

・トリアンフ・セルクラウス
 今回の原告。弟達よりも先んじて様々な官位についていたプライドが彼を突き動かした。あと、実の妹に欲情する変態。でも、仕事に関しては大きな失敗は無い。

・コルドーニ・セルクラウス
 タイリーの三男。兄トリアンフの味方をしていた。別に妹に欲情はしていない。


・プレシーモ・セルクラウス・クエリ
 タイリーの次子にして長女。『自分が』出たことで裁判を和解で終結させようと目論んでいる。

・バッタリーセ・クエヌレス
 北方諸部族にとって屈辱的ではあるが、アレッシアにとっても非難が出た北方諸部族への統治政策をまとめた男。なんでもかんでも上げれば喜ぶわけでは無く、物をあげる行為は間違えばへりくだっているようにも見えてしまうのだ。
『バッタリーヤ』は誤字です。はい。


・タヴォラド・セルクラウス
 タイリーの三子にして次男にして後継者。直接参加するとセルクラウスが本当に分裂してしまう故、少し離れてはいる。トリアンフが勝つ方が遺言を守ることが危うくなるので、エスピラを応援している。

・フィルフィア・セルクラウス
 タイリーの七子にして四男。名前しか出てこないが、タイリーの後継者はタヴォラドであると行動で示した。


・ティミド・セルクラウス
 今回の被告2。本人は元老院から謹慎処分を受けており、眠れぬ日々を送っていた。


・イフェメラ・イロリウス
 ティミドを訴えた一人。中心的に呼びかけた。プラントゥムに居る父に代わり、イロリウスを治めるために若くして当主になったエスピラから積極的に教えを受けている。

・シニストラ・アルグレヒト
 ティミドを訴えた一人。『貴族として』平民風情と吐き捨てたティミドに対して謹慎を主張した者の一部はアルグレヒトの者であり、エスピラを救うことになるのならとすぐに提案に乗っかった。

・スーペル・タルキウス
 ティミドを訴えた一人。こうすれば早期に終わる可能性があるのではないだろうかとの考えからティミドを訴えることに同意した。

・グライオ・ベロルス
 ティミドを訴えた一人。あまり乗り気では無かったが、ベロルスのことを考えれば旗幟をしっかりと表明しないといけないため、エスピラ、もといウェラテヌスに家を懸けることにした。


・グエッラ・ルフス
 裁判に参加はしていないが、街でエスピラの応援演説をしていた。もちろん、凱旋行進を行い、現在一番民からの覚えが良い貴族を味方につけたいと言う下心からである。

・サジェッツァ・アスピデアウス
 裁判に参加はしていないが、元老院でそれとなくエスピラが有利になるように動いていた。もちろん、現在一番民からの覚えが良い貴族であり友を副官に任命するためである。


・ステッラを始めとするタイリーの元被庇護者の一部。
 タイリーの最後の命令とカルド島での立ち振る舞い、そしてトリアンフのやり方から、エスピラに味方することを決めた。エスピラにとって最も心強い援軍である。


・メルア・セルクラウス・ウェテリ
 キーマン。ウーマンだけど。4人は産み過ぎかと一瞬悩むものの、彼女は結局エスピラに対する態度を変えることは無かった。夜の誘いを断る選択肢も持っていなかった。


 です。
 相変わらずソルプレーサや、祝いなどに来たカリヨ・ジュラメント夫妻、マシディリやクイリッタなどの子供たちも出ております。
 多いな……。

以上。
 浅羽信之でした。

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