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ウェラテヌス隆盛期 第三章カルド島駐留部隊 数行纏め

 お疲れ様です。
 浅羽信之です。

 前回から大分また空いてしまいましたが、第三章で主人公が担当することになったカルド島駐留部隊の中核どころを今回はまとめました!

 
・エスピラ・ウェラテヌス
 副官として義父タイリーの傍で経験を積むはずが特例で軍事命令権保有者に。当然、四桁五桁の兵を指揮するのは初めてである。

・マルテレス・オピーマ
 騎兵副隊長級。エスピラの親友であり、心の支えとなっていた。エスピラにとってまごうこと無き第一功である。


・ソルプレーサ・ラビヌリ
 情報収集を担当。エスピラが軍団のことで手一杯になる中、エスピラの仕事を引き継ぎカルド島内部の情勢やハフモニ本国の見張りからの情報をまとめ、分析していた。

・シニストラ・アルグレヒト
 エスピラの護衛を担当。いざとなればエスピラを伴って本国に逃げるつもりだったが、自分の予想以上の指揮官としてのエスピラの才に一生ついて行くことを決める。

・グライオ・ベロルス
 一門の復興を志して軍団に加わる。自分の力を信じて用いるのがエスピラになるとは微塵も思っていなかった。同時に、当時絶頂にあったセルクラウスに睨まれたベロルスを復興させるにはウェラテヌスが一番だとも気づく。ただし、本人が一番上に立つ気は無い。


・スーペル・タルキウス
 騎兵隊長級。最初は左遷同然にマフソレイオに飛ばされたが、カルド島残留部隊でエスピラが他国との交渉に最も使える人物は家柄と能力を考慮するとスーペルだけだった。

・ティミド・セルクラウス
 副官級。だったが、タイリーの死で彼も全てが狂う。絶対者の死に冷静さを保てなかった兵の象徴的人物でもある。

・イフェメラ・イロリウス
 初陣。いきなりの軍事命令権保有者となったエスピラが仕事の手伝いに引っ張ってきたところ、その溢れる才覚をいきなりエスピラに見せつけた。


・ステッラ・フィッサウス
 百人隊長。タイリーの被庇護者にしてタイリーも信用するほど落ち着きのある人物。経験の足りないエスピラの経験となる。

・レコリウス・リュコギュ
 百人隊長。タイリーの被庇護者。脚が速く、スタミナもある。タイリーの敗報を届け、以降エスピラと共に行動をする。



 百人隊長は、いわば下士官のようなものです。ただ、百人隊長を経験してから財務官などのアレッシアの高官になることもあります。
 そして何より、百人隊長は兵との心の通わせ方も含めた戦闘関連だけを考慮すれば、軍団長補佐より優秀なことの方が多いです。優秀な百人隊長を被庇護者にして、さらに現場では彼らの意見も尊重しつつ大局を見据えて動かす。
 もしかすると、百人隊長を失う方が高官を失うより痛手になるかも知れない。
 そのもしかしたらが事実なのが、ステッラやレコリウスと言ったタイリー・エスピラ義親子の自慢の百人隊長なのです。


 と、こんなところでしょうか。

 環境が変わった人、あるいは立場が変わった人などこの季節はまだ慣れていないことが多いと思います。
 難しいかも知れませんが、一歩ずつ行きましょう。

 以上。浅羽信之でした。

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