• に登録
  • 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

特に理由は無い

 でも、何故だか元気が出る小説をご紹介致しましょう。
 ジョン・アービングの、「ホテルニューハンプシャー」。
 明るい話かどうかは、私にも判断はつきません。でも、何故だか読むと元気になります。ついでに、同作者の「サーカスの息子」。
 実は主人公の心は暗澹としているのですが、アービングにしては、展開がコミカルで面白い。※体力がある方には「ガープの世界」も読む事をお勧めします。これは、何とも…、とか、思ったとしても、決して損したとは思わないでしょう。私にはその自信があります。
 コミカルと言う部分に集約すると、ユッシ・エーズラ・オールスン。
 特捜部Qシリーズなど、通勤電車の中では絶対に!読めません。
 内容的には、犯罪小説なので陰惨なはずなのですが、馬鹿笑い必死。どうしてそうなのかは、人気シリーズですので、図書館にお問い合わせください。何冊かは保有しているはずなので、借り出す事は可能と思われます。
 一方、泣きたい!ほろりとしたいと言う向きには、マイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズが、お勧めです。
 泣けます。しかも、号泣です。
 これも、通勤電車の中では決して読めません。
 作者は間違いなくアメリカ人ですが、情緒が細やか!
 日本とアメリカが同盟国である理由はこれなのかしら?と、思うくらいに、違和感がありません。
 発表年代ごとに主人公も年を取っていくので、ハリーは現在、イイ爺ィになっています。
 ブラック・ダリア事件と重なるような年代に、同様な手口で母親を殺された、男の子のその後の人生と言う体裁の小説です。
 これは面白いですよ。
 …私って、ひょっとして、人でなしなのかしら。

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません