タイトルの通り。
顔面の動きがどうも良くないということに気が付いたのが何と笑えることに4月1日、エイプリルフールのことで、医師からは即座に入院を勧められた。
我が家は保険屋であるので、どうせ金は降りるんだろうと入院を決めたがそこからが大変、取り敢えず部屋にあるチャールズ・ブコウスキーや借り物のフーコーや色々なものを持ってきてもらうまでは良かったが、別に死ぬほど苦しいわけでもなく、寧ろ外に散歩に出かけているぐらい本人は至って元気であったがために、病院内ですっかり浮いた存在となり、看護師相手にジョークを飛ばして苦笑いされるような状態が続いてしまったわけである。
病院という空間はまことに不思議な構造を持っており、運動嫌いの出不精な私ですら運動したくなるほどにはやることが、ない。びっくりしてしまった。
そして腹が減る、とにかくメシが足りない。なんだこのウサギのメシみたいな量は!
結局入院期間中はソシャゲと読書とたまの運動以外には何もしない状態が続いた。小さな頃はあれほど大嫌いだった注射も慣れたものであり、世界初めての電気椅子による処刑の際、手際が悪く幾度となく電撃を浴びせられた犯罪者ウィリアム・ケムラーが言ったとされる
「のんびり、ちゃんとやってください。私は急いでいませんから」
という言葉が幾度となく脳内にリフレインした。
しかし世間の人は心配性である。
こんなにピンピンしていて、毎日もう文字に埋め尽くされた生活を続けていて、まあ歳も食えば身体に支障の二つや三つや四つや五つ出てくるのだって仕方のないことであろうに、周りの人間ばかりが心配していて本人はケロっとしている。まるでカエルのように。
というわけで、ソルジャーズ・レビューもぼちぼち。
また、カクヨムに投稿するかは分かりませんが、いくらか別の文字も進行させていきます。
では皆さん、元気にお過ごし下さいまし……