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電子の海のポロロッカ

ポロロッカ(Pororoca)は、潮の干満によって起こるアマゾン川を逆流する潮流。いわゆる海嘯のこと。ポロロッカの名称は、トゥピ語で「大騒音」を意味するオノマトペのpororó-káからきている。

ーWikipediaページ「ポロロッカ」よりー



ストロングゼロを飲むのは良い。
いや、私が常飲しているわけではない。正直、頭痛を誘引するような悪い酔い方をするので、あれを飲むなら自分でジントニックでも作った方がいいと私なんかは思ってしまう。
しかしまぁお手軽に酔えるキーアイテム、人生の痛みを緩和する鎮痛剤みたいな役割があの酒にはある。口当たりの良さに対して、回る酔いの早さがあの酒の良さなのである。ヴィクトリア朝イギリスの時代、悲惨な生活を強いられていた労働者階級の飲み物としてジンが流行したように、悲惨な現代日本人下層階級の鎮痛剤として生み出されたのがストロングゼロである。じきにアブサンやジンと同じく、日本文学に登場するようになるだろう、と私は予想している。というか、そういうのを一本途中まで書いている。

しかし、だ。

人とキャスやってる最中にストロングゼロを飲む。別にいい。好きにすればいい。死なない程度にならメチルアルコールだろうがスピリタスだろうが好きに飲めばよいのである。

しかし、だ。

彼は唐突に……いやもう隠す必要ないよね。
田宮U(https://kakuyomu.jp/users/tmy6120)だよ。
田宮。あいつはね、ストロングゼロを飲んで、突然「トイレに行きます」と言って、帰ってくるのに随分時間がかかってるなぁと思ったら、トイレに対して飲んだストロングゼロその他諸々をポロロッカしやがったわけですよ。
ポロロッカ、リバース、吐瀉。言い方はまぁ色々あるんだけれど、取り敢えずこうした汚いものを言い換えでもってある程度文章としての体裁を保とうというのは一種の美的運動のように私は思うので、つまりこれはポロロッカということになる。

私はとても驚いた。吐くまで飲むのは学生の特権であり、歳を食えばそういうことは必然しなくなるものであるという固定観念があったからである。というか普通に気を使う。大丈夫? 水飲んで。あとヘパリーゼな。飲めよ。な?

概ねこれが近況報告であり、今後の更新についてお話します。


ソルジャーズ・レビュー、No.5の投稿を開始しました。
いくつまで伸びるかは不明ですが、取り敢えず1月までにはNo.5を完結させたいという感情があります。
賞にも送るわけではないストロングゼロ文学的なものを書いています。1月までには投稿したいです。

それと、新潮新人賞向けの作品を一つ構想中です。
何とか形にしたい。そのためにまずソルジャーズ・レビューを終わらせたい。そういう感じです。


しかし、やっぱキャス中にポロロッカはまずいと思いませんか?
ねえ?

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