アデル・ヴァイスを書く上で、どうしても避けられないのがゼライヒ女王国の紹介。
だってそもそも架空の国家ですから、僕が他人に紹介しないと誰も知らないわけです。
そう思って地理の紹介に一話使い、無難にまとめられました。
しかし歴史の紹介はそうはいかなくて、もう十話程書いています。
たった二行の現実味のために、三十行に及ぶ年表とか作ったりしてやんの。
「だれが楽しむんだよ」ってはなし。
そもそも、GLだと思って呼んでたら、異国の歴史のはなしが延々続くとか、脱線もいいところ。
こんなんだから、コンクールにも残れないんじゃないかなあ。
まあ、「売り物」に満足できなくて「売り物」にない要素を盛り込んだものを書いてるんだから「売り物」にはならんわな、あはは、はぁ。
【追記】歴史の十話はおもしろさについては自信があるんですよ。
いずれも読み手様のご心情次第ではあるのですが。
![](https://cdn-static.kakuyomu.jp/image/fjhVJaNJ)