こんにちは。
なのるほどのものではありませんが、私です。
最近忙しい『©ダブリ』作者です。
例によって例のごとく、『©ダブリ』第9話まで公開しましたので
9話の「あらすじ」と「あとがき」を書いておきます。
第9話:『人は壊れるものなので』
【9話のあらすじ】
楓はメグを恨んでいる。その狂気と化け物の牙がメグに向けられた。
その放課後、いづみは屋上で不思議な白い影を見てしまう。そして、一緒に下校することになったリョウと、学校近くのバス停でマツリがひとり佇んでいるのを発見する。
マツリの普通ではない様子に加え、不可解な右手の怪我に狼狽した二人は椎名のいる保健室にマツリを連れていく。いづみとリョウが椎名から聞かされたのは、メグの『呪われた手』の正体――化け物について。
「呪われた人間に関わった人は、みんな、壊れてしまうんだよ」と椎名は告げる。
一方で楓の暴走は止まらない。椎名がマツリの代わりに描いた美術室の絵を見て、椎名に詰め寄る。彼女の口ぶりから、楓がマツリにも干渉していることを察した椎名が楓を咎めると、彼女の危うい精神状態は崩壊してしまう。
【あとがき】
マツリに楓、次々に精神崩壊していきますが、ご安心を。平常運転です。
前回から場面転換が多くて、いろいろ不明点があると思います。
マツリは楓に学校の近くで会った後、いづみとリョウに発見されるまで、何をしていたのか? どうして怪我をしていたのか?
この辺は特に描く予定はないのですが、『©ダブリ』後半の伏線になります。……とだけ言及しておきます。
また、メグの化け物が発現した後、どうやって生きてきたか?
が今回、少しだけ明らかになりました。
メグは病院――医療方面にも幅をきかせている『国光』の病院で
ずっと人体実験を受けてきました。
それが楓や椎名のいう「あそこ」という場所であり、
『ブラックカルテ』のメグや楓にとってはトラウマの場所です。
このへんの話も10話以降どんどん出てきますので、どうぞお楽しみに。
読んでくださっている方。
この「あらすじ」と「あとがき」だけ読んでくださっている方。
どうぞ引き続きおつきあいください。