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『©ダブリ』第15話 あとがき

こんにちは。
なのるほどのものではありませんが、私です。
ゆっくり『©ダブリ』改稿中の作者です。
『©ダブリ』第15話の「あらすじ」と「あとがき」書きますー!

第15話:『さぁ、謳え。謳え。今日を。』

【15話のあらすじ】
 ついに約束の十日目を迎えたその日。椎名は『化け物を作るプロジェクト』に行き、監視役が入れ替わる隙をついて、メグとリョウはマツリを迎えに行くために町を出る。
 マツリは進まない『記憶の掘り起し』の処置を再び受けることになったのだが、実行中に異常事態が発生。原因不明の脱水症状に陥ってしまう。目を覚ますと、傍にマツリの担当者である河口がおり、マツリは彼にも「自分はブラックカルテと思うか?」と問うが、河口もまた沈黙するだけだった。
 そして夜、ついにメグは来た。倉庫が爆破され、混乱する施設。マツリは部屋を飛び出したがどうすればいいか分からない。そこへ河口がやってきたが、背後からメグが近寄り河口の動きを制する。「ヌメロウーノか?」と河口が振り向こうとした瞬間、どういうわけかドリーが現れ、河口の記憶を喰ってしまう。河口を交わしたメグは、マツリを連れて水路から町へ逃走するのだった。

【あとがき】
マツリ奪還の逃走劇もなのですが、15話のみどころはなんといってもマツリの『告白』ですよね。
マツリはメグと繋いだ手を見て、戻ってきたこと、自分が甘かったこと、何もできなかったことを実感します。国光に来たことを後悔すらしていたマツリは、メグへの感情を膨らませていました。恋しさが爆発して、勢い余って伝えた「好き」と言う気持ちでした。
よくよく考えたら、マツリはだいぶ前にメグに想いを伝えようとしていましたが、楓のいざこざで自分の記憶を消し、逃げてしまっていました。作者としては、ようやくか、と言う感じです。
ただ、メグはすぐに「左手」と「恐怖」の壁を思い出し、身を離してしまうのですが……。

16話はまた二人がいちゃこらしてくれるかもしれません。お楽しみに。


『©ダブリ』のイラストまとめてます♪
https://twitter.com/i/moments/1009827900785229825
http://3hikidashi.web.fc2.com/galleria/doppio/001.html

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今後とも『©ダブリ』におつきあいくださいますと幸いです。

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