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『©ダブリ』第7話までのお話

こんにちは。
なのるほどのものではありませんが、私です。
夏風邪で動けない『©ダブリ』作者です。

『©ダブリ』第7話まで公開しました。
7話の「あらすじ」と「あとがき」を書いておきます。


第7話:『朝比奈 楓は不敵に笑う』

【7話のあらすじ】
 国光からの転入生、朝比奈 楓(アサヒナ カエデ)が転入してきたが、そんな話はどこ吹く風、マツリは思いを伝えようとしたメグに拒絶されてしまったことで虚ろな毎日を過ごしていた。
 ある美術の時間、風景画を描くことになったマツリは中庭で絵を描いているところを椎名に呼び止められる。椎名はマツリにメグと国光に因縁があること、今はメグに近づかないほうがいいことを告げる。
 この時椎名がマツリの代わりに描いた上手すぎるスケッチが、マツリの名前で美術室に飾られることになってしまう。そして、その絵を見て興味を持った楓がマツリに声をかけるのだが、楓はマツリを見るなり見抜くように言う。――「人を殺しちゃったの?」
 ひとめ見ただけで人を殺したことを見抜かれたマツリは動揺を隠せなかった。「お前が殺したのではない」と言ってくれたメグに拒絶され、自分を信じていいのか分からなくなっていたマツリの心は、この嘲笑うような無邪気な楓の視線で簡単に折れてしまうのだった。


【あとがき】
蛇足が多い気もしますが、今回はいづみとマツリの過去の話も少し入れてみました。いづみは今後もマツリを支える「普通」の女の子として重要な人物なので、少し厚みを持たせたかったのです。

新キャラの楓は正直怖い感じで描けてたらいいなぁと思ってます。
飛びきり可愛い女の子なのだけれど、言動には謎が多くて不気味。
そういうキャラクターとしてとらえていただけていればなぁと思います。

主人公は早々に精神崩壊して戦線離脱ですが、8話もよろしくお願いいたします。

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