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ウィザードあるいはパワーレビュアーの杖

 GW中にほぼ九割書き終えました。
長編化しようとか考えているのは危険フラグなので、四万字以内に納めるつもりです。
過去にもこれで失敗してお蔵入りになったのが数本あるので。

 さて、PVについて。
ある作家さんの作品にとあるレビューが付いたとたん、PVがロケット急上昇、と言うのを何十件も見てきました。
ブーストするレビュワーたち(以下ウィザード)の共通項は、ウィザード自身の投稿作品が非常におもしろい、ということ。

 レビューがとんでもなくおもしろい書きっぷりだったので、その作品を読まずにレビュワーさんの小説を読み始めたことが何度もあります。
 逆説的ですが、とある作品の「おすすめレビュー」履歴でウィザードを発見すれば、良作に巡り会えます。本当にこれはハズレがない。


 で、いやな考えなんだけれども、本当の実力は那辺あるのだろうか?
 ウィザードに見いだされなければ、沈んでいた作品にしても、それ以前に多くの人の目に触れていたはず。
 ウィザードが良き解説者となって、作品の魅力を引き出す技量というのは確かにあります。
 たとえば、第三話くらいで伸び悩んでいた作品が良解説を得てPVが爆伸したとか。けれど、多くの読者が解説なしで第三話までで脱落したとなれば、これは作品に若干の瑕疵あり、といえるのではないか。
自分の作品でも何週間もの低空飛行がいきなり増えたことがあって、パワーレビュアー様の杖が放つ魔法に驚きつつ、しだいに自分の実力に疑心暗鬼になってしまいました。
(レビュー自体はいつもありがたく、感謝しています)

 ウィザードのマジックで欠点に蓋をされるのであれば、若干どころではない瑕疵を抱える身としてはそれは棺桶蓋も同じ……というのは言い過ぎでしょうか。

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