久しぶりに以前レビューを書いた作品を再読した。
カクヨム初期に公開されて二年も過ぎているのだけれど、名作の輝きは失われていない。
それどころかレビューが最近になっても増えつづけている。
星を送る以上に人の心を動かし続ける力があるからだろう。
無償でこれだけ良質の作品に触れる事ができるのはありがたい。
一方で、この世にはまだまだ紙以外の媒体を好まない人もいる。
運営さんも隠れた名作を集めて出版、というわけには行かないのだろうか。選定基準は再読性。ユーザーが何度読みに来ているかが判断になるだろう。
作家としてのデビューにつながるかもしれず、人生ただ一回の作品であるかもしれないけれど、優れた作品であることには変わりがない。
自分も「選集」に残るような作品を書き残したい。
たとえそれが生涯ただ一作の、読み人知らず
になったとしても。