• 二次創作
  • 現代ファンタジー

仄暗い極相林の中で

あるSFを読んだ。作者は中高生だろう。
多分見向きもされないし、星もつかない。
でもSFスピリットは十分に感じた。


以前、六十年代のSF短編集を読んだことがある。
近くの図書館が閉館になるとかで、閉架書庫に
収めていたのを見つけたのだ。
どの短編も今の基準で言えば、箸にも棒にもかからないレベル。
その中には後年、日本SF界の大御所になった作家もいる。
が、内容は大同小異、どんぐりの背比べとしか言えない。


 みんなそうだったのだ。


カクヨムでも全く評価がつかない作品はたくさんある。
実際、読み手の判断は正しいのだろう。

巨木が林立する極相林の中では、大樹に栄養と日光が取られてしまう。そのなかで育つのはむずかしかろう。

けれど私は固く信じている。
ネット小説界からも偉大な作家がいつか生まれることを。

彼(彼女)は今夜もカクヨムに投稿し続けているはず。

彼らへの励ましや星が未来へのきっかけになるかもしれない。

星は疎かにしてはいけないよね。


1件のコメント

  • おはようございます。
    昨日は「ペット探偵」にお星と素敵なレビューをありがとうございました!!
    拙い作品なのに丁寧にお読み頂いて、応援マークを見て嬉しくなりました(*^^*)

    安楽椅子探偵、私も大好きなんです♪ ですが天才キャラじゃないと成立しない部分(行動しないのでスピード解決が求められちゃう)があって、たぶん私の筆力では追いついてなかったりします。。でも楽しんで書きました(^w^)

    伊東さまの文章は知的で説得力があり、物語の構成も素晴らしかったです。近況ノートでさえ、唸らされます。
    ゆっくりですが、また拝読させて頂きます。
    では、本当にありがとうございました!


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