……個人創作で完結している場合は。
創作で収入を得ている場合は当然、「ねばならない」は数多ある。
締め切り、文字数、プロットが要求するキャラクター像、顧客(読者)との関係、商業出版されているなら、出版社との意向とか、編集担当との関わりなどなど。
今の自分はどうかというと、個人の趣味の範囲を出ないのに、
あまりにも重い「ねばならない」が自分を苦しめている。
・途中で投げ出した作品はいつか完結させ「ねばならない」
……中途休眠作は20は下らないのに全部の完結なんか無理。
・かきあげたプロットは忠実に小説化「ねばならない」
……書きすすめる内に変化するのはよくあること。
プロット逸脱が許せないでガリガリかいているうちに、
作品がつまらなくなってくることが多い。
・書き留めたアイデアはいつか使わ「ねばならない」
……その「いつか」はいつまでたってもこない。
もっと肩の力を抜こう。
この「ねばならない」が結果として創作の量と質の低下を招いているような気がする。