一年続いた平安絵巻が終わりを迎えました。
道長側から描いた藤原道長と藤原家の繁栄の物語にも光と影がありました。彰子の台詞「他家を外戚としてはならぬ」の後の頼通の表情に暗示されるように一条天皇の皇統が終わり頼通の栄華も閉じることに。
短命だった故に子の死を見ずに済んだ道隆や定子。栄華を極めながら一男三女に先立たれた道長や、二人の息子天皇と二人の孫天皇に先立たれた彰子。
どちらが幸せなのでしょうね。
毎回、美しい宮廷のセットや衣装、美しい書など平安時代の再現に目が奪われました。
実際には会うはずも無かった清少納言と紫式部は、ききょうとまひろとなって二大巨匠が談笑しあう豪華な場面を見せてくれました。
『光る君へ』で近況ノート、ご覧くださいまして本当にありがとうございました。