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「ミッドサマー」を観てきたよの巻

観てきた。
具体的なネタバレは抜きで書きたいのだが、それなしでは書きづらいので、この先は「ミッドサマー」を観ていない人は注意してください。































大雑把に考えるとこの作品は以前「創作論のメモ」の「第72話:上昇が下降であった話」のパターンと同じなので、「やっぱりこういう話が好きだな~」と思いつつ、またあれこれ考えてしまった。

本作は宗教的なコミュニティが舞台になっているので、そのこともあってジョン・ヴァ―リイの「残像」を想起したりして。これはかなり興味深い。

また幸田文の「流れる」もこのパターンにやや近い。どんでん返しはないが、認められていく過程にスリルと危うさがある。

それにしてもこういうパターンの話は何を伝えているのだろうか。

「油断するなよ!」
「調子に乗ってんじゃねーよ!」

という戒めであろうか。

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