「カクヨムWeb小説短編賞」に新作を書こうと思いましたが、いろいろとしんどいので、旧作を出しておきました。
「蟻」と「節目」ですが、この機会に広く読まれてほしいです。
創作について、最近ちょっと思ったのは「小道具」に関してで、映画でいうと「アパートの鍵貸します」なんかは、明らかに意識して小道具を使っていますね。
それなら自分が創作する際に、小道具を意識して書いているかというと、そういう考えも意識もほとんどない。
もうちょい考えるべきだろうと思いました。
たとえば自分の祖母について思い出すときに、必ず「エコー」というオレンジ色の箱の煙草を思い出しますが、そういう「その人を示すモノ」が届ける「象徴性」を意識しなさいよ、自分!と言いたいわけです。
モノに限らず、たとえば匂いとか、スマホの着信音とか、変な経験談とか、とにかくそういう風に工夫して、立体的に人物を書く技術について、もうちょい考えてみたい。配慮して創作物を書きたい。