参加作品数

12

参加受付期間

  • 開催中
  • 6日後終了 2026年4月6日(月) 23:59まで

企画内容

【こちらは企画ではありません】

初めまして。カクヨムの隅っこで日々英国の探偵たちを愛でております、物書きのFata.シャーロックと申します。

突然ですが、皆さん。
読者からAIで生成されたと思わしき感想が届いたことはありますでしょうか?
その時、一体何を思われましたか?

これは現在、当たり前になりつつある「事象」かも知れませんが、私は一人の人間として強い危機感を覚えております。この場をお借りして少しお話をさせてください。


まず最初に言っておきたいのですが、私は、広く議論されている「創作にAIを使用するのは良いか悪いか」ということについては、特に賛成派でも否定派でもありません。
デジタルツールで描かれた絵や、CG技術を使った映画など、機械の手を借りなければ誕生し得なかった名作は星の数ほどあります。
よって、皆さんが小説の下書きをAIに添削してもらったり、プロット作りや執筆等を代わってもらったりすることは、時代の流れによる「必然」でしょう。
「AIを使うということは、エンジニアになるということだ」と仰る方もいますし、無闇な否定は避けたいと思います。

そもそも創作は究極の自己満足なのですから、誰かに迷惑を掛けない限りは自由です。好きなように好きなアートを生み出せば良いと思います。
それを拒絶するか歓迎するかは、受け取る側の自由ですものね。


しかし、皆さんには人間としての感情があるはずです。
触れたアートに対する「感想」まで、AIに書かせてしまうのはいかがなものでしょうか。

先日、私は自作のある小説に、同じカクヨムで活動をされている作家△さんから、応援コメントを頂きました。
しかし一目見て、それがAIで生成された文章であることが分かってしまったため、非常に好意的な言葉で溢れていたにも関わらず、返って悲しかったのです。
同時に、創作に対するルールやマナーの境界線が揺らいでいるような、そんな危うさを感じました。

例えば△さんが「自力で書いた感想文をAIに磨いてもらっただけ」なら全く問題はないのですが……おそらく、私の小説の第一話全文をコピーし、AIに読み込ませて生成させた文だろうと感じました。一話の構成を上からなぞっただけの、解説じみた表現が殆どだったからです。

これでは、△さんが本当に私の小説を読んでくださったのかさえ、分かりません。

△さんは同じコメント内で「俺の作品も読んでください」と書いていらっしゃったので、本当はその「自作の宣伝」だけが目的だったのかも知れません。
しかし、もし私が△さんの小説を一文字も読まずに無断でAIに学習させ、生成させた感想を「応援」として投げたなら、△さんはどう思うでしょうか?


どうか、忘れないでください。
私たちは人間です。命があり、心がある生き物です。
体温が伴うべき感想文まで、AIに任せてしまわないでください。アートに触れた心の声を「効率」や「要約」で殺さないでください。

例えば、皆さんが小学生だった時のことを思い出してください。
夏休みには「読書感想文」という手強い宿題が出ましたよね。
もしも今の子供たちが、貴重な読書体験も表現体験も「面倒」と言って、宿題をAIに丸投げしていたら、どう思いますか?


当たり前の話ですが、興味を持てない小説は、無理に読もうとしなくて良いんです。
楽しそう、面白そうと思ったものだけ読んでください。
そしてその後で、「何かコメントがしたい」と思ったなら……三行で構いません。生の言葉での感想を送りませんか?

「この小説を読んでいたら、無性にミルクティーが飲みたくなりました」
「ロビンというキャラは凄い皮肉屋ですね。でもこれが英国風ジョークなんですかね」
「私は昔バイオリンに憧れていたんです。誕生日に家族へねだり倒してようやく買ってもらったのですが、なかなか弾けず……今は押し入れで埃を被っています。でも、この小説を読んだら、また挑戦してみたくなりました」

こんな感じで良いんですよ!
キャラ設定や文体などの技巧面を褒めて頂けるのはもちろん、作家として嬉しいことです。
でもあまり構えず、思ったこと、感じたことをそのまま書いてみてください。「心の声」に勝るものはありません。
自分の作品がどのように読者の日常を変容させたのか……それを知ることが出来れば、作家は満足なのです。

そもそもの話、チャットGPTやGrokやGeminiなどのAIは、誰にだって使えるのです。AIの感想が欲しい作家は、それぞれ勝手にもらっているでしょう。

また、カクヨムなどの小説投稿サイトは、書き手と読み手の距離が近いこと、応援コメント等を通して即座に繋がれることが魅力の一つでもあります。
皆さんは友達や家族との会話に、わざわざAIを挟むことはないでしょう?
(喧嘩をした時などはAIに愚痴を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりするとは思いますが)

カクヨムでも同じように、ただの人間同士の交流を楽しみませんか?
せっかくこの広い地球の片隅で出会えたのですから、心からの言葉で語り合いましょう。

どうか、全ての人の全てのアートに、最低限の敬意を。
そして愛と体温のある、誠実なコミニュケーションをお願い致します!

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「【拝啓、読者さま】AI生成の感想より、生の言葉の三行を!アートに触れた心の声を「効率」で殺さないで。」を選択してください。

運営より

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参加作品一覧

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主催者

寝ても覚めても英国に夢中な腐女子。 七歳の時にママの実家でシャーロック・ホームズを、パパの実家でロビン・フッドを見つけたのが全ての始まり。 作風はミステリーとブロマンスのスペシャルスムージーです。自…もっと見る

近況ノート

参加者 10