「笑顔 まつり」を含む小説

　これから先もずっと、あなたを見守っていくよ。 　それが、私たちの役目だから。 　たとえ‥‥‥あなたが私たちを忘れたって。 　今会いたいその思いが、 　たくさんの我慢が、 　笑…

東森シゲルさん、遅めの見合い恋愛で伴侶に恵まれ、そしてにこやかな長女も授かり、七段飾りのお雛様まで我が家に招待してしまいました。長女が一つづつ齢を重ねるごとに、二月にはみんなで押…

ある日の春ヶ原のお話です。 立貴は春ヶ原の引き籠もり場にこもっていました。 一方、草花は幸せいっぱいです。ひよこたちとひなまつりの準備をしています。 笑顔があふれる草花。で…

『ひな人形をお譲りします』 SNSでそんな書き込みを見つけ、雛人形を譲ってもらう事になったとある夫婦。 その親戚である大学生の涼介は偶々近辺に住んでいるから、という理由で人形の梱…

城下町デリツィオーゾの、早春の風物詩「鶏と雛の祭り」。縮めて通称「雛祭り」。 祭りのしきたりに則り、城の中庭で貴婦人たちがひよこを追う。 その様子をのんびりと眺める料理長ラウル。…

百年受け継がれてきた雛人形、夜の間だけ動けるようになりました。闇に紛れて蠢く伝統的な雛人形。想像すると恐ろしい絵面ですが…… KAC2025を通じての連作です。

ついに今年も始まりました！ KAC2025 無事に完走できますように！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 　初孫が生まれたお祝いに、家族で木目込の雛人形を作りました。 それも今…

２月のある日、ひまわりの家の大きな食堂には、ひなまつりの飾りが施され、春の訪れを告げていました。入居者の佐藤明子さんと職員たち、そして山田花子は、協力してひな人形を並べていました…

とある小さな村にある一つの古い伝説のお話

『誰も彼もアナタもワタシも 　隠れて流すココロのナミダ 　そっとお拭きいたします 　みんなに幸せ行き渡るまで 　この世の暗闇から手招きを』 毎話、主人公が異なる１話約３万字の連…

【小説ネタに使う場合はご連絡ください。作者がすでに使っている可能性があります(^^;)】 毎朝、集団登校をする小学生たちと、それを見守るおじさん（＝私）との会話が中心です。 過去…

化け猫を妻とした男が「お二方（おふたかた）」へ語る思い出話。ここではない場所で語られた、魂の独白。 初めて聴いた声は「ぎゃ！」 初めて言われた言葉は「いたい」 初めての笑顔は「…

後宮の女官の茉莉花（まつりか）は『物覚えがいい』というちょっとした特技がある。 そんな彼女は、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けることに。 しかしその場にきたのは、お見合いを…