「真田信幸」を含む小説

前作、「政宗VS家康」の続編である。朝廷から武家監察取締役に任じられた秀頼は真田大助を伴って、諸国巡見の旅に出る。そこで、民衆の生活に触れたり、今はなき城跡をめぐる。時には、領主…

　初代松代藩主真田信之の正室小松姫は、頭に白鉢巻き、嫁ぎ先真田家の家紋「六文銭」入りの胴丸に、養父徳川家康の家紋「三つ葉葵」入りの陣羽織を重ねた勇猛な肖像画や、男勝りと言われる気…

信濃の小さな国衆（豪族）に過ぎない真田家は、甲斐の一大勢力・武田家の庇護のもと、どうにかこうにか生きていた。 ……のだが、頼りの武田家が滅亡した！ 家名存続のため当主・昌幸が…