「冷蔵庫 呪い」を含む小説

　ぼくには幽霊が見える。 　でも、そういうものは、こちらから手を出さないかぎりは安全だし、怖いことだってない。それはただそこにいるだけで、それ以上じゃない。 　ただし、そういうわ…

＜あらすじ＞ 中学一年生・拓人（たくと）は、祖母と二人暮らしをしていたが、祖母が急逝してしまう。 失意のどん底で、雨の道路を踏み外し、トラックにはねられたと思ったが、目覚めた場所…

父親から譲り受けた吉野製作所で働く吉野兄弟。その弟が深夜に軽トラックで悪魔を一匹はねてしまう。 角が折れた悪魔の呪いをおそれ悪魔の角を修繕しようとする兄弟だが、その過程で兄のとあ…

「死にたい」なんて言葉は吐くだけ他人に悪印象を及ぼす呪いの言葉だ。知った事ではない。自然に口から出てしまうのだから。ああ全く、些かこの世界にはしがらみが多すぎる。