「かるた パティシエ」を含む小説

高校三年生になった八重園慎二は、競技かるた部の部長となる。しかし部員募集を試みるも、なかなか集まらないのが現状だ。そこで彼が編み出したものとは……「銀の舟歌」のサイドストーリー。

越士高校三年生の女の子、明石亜紀乃は八重園慎二に密かな思いを抱いている。その気持ちは何なのか、今一つ自分でもよくわかっていない。競技かるたで戦い続ける彼を応援するにはどうすればい…

定家敏江は小野隆志の家へ行くことになった。そこでの会話で、「渡野原初男」という古い友人を思い出す。彼は競技かるたの名人であり、敏江の初恋の人でもあった。「銀の舟歌」のサイドストー…