「大切な記憶」を含む小説

大切な記憶ほど奥深くにしまい込まれ、その姿を見ることは難しくなる。 しかし、忘れたころにふとしたきっかけで再び姿を現すかもしれない。

主人公は《マリカ》という名の少女。 目が覚めたら、生きている人形や自分そっくりの影が存在する異世界にいた。 現実世界に戻る、唯一の手段。 それは、忘れてしまった大切な記憶を…

エピソード１ 思っていることとは逆の言葉を発してしまう病にかかった少年の恋。 エピソード２ 星が届けてくれた、大切な記憶。失わないと気づかないのが人間だ。

毎日ではないけれど私の過ごした"日"を書きましょう。 その方が私も楽だし、何よりその日その日を大切に記憶できるからね

何気ない日常の会話で、恋人達はお互いを肯定し否定し合う。ただそんな会話の一つ一つが二人にとって大切な記憶となっていく。