「寓話？」を含む小説

三度振るえば、惨劇を起こす。 そんな斧槍の話。 （小説家になろう にも投稿しています）

フィッシング詐欺、炎上、デマ拡散――。 ネットの世界は、魔物だらけ！ 脳まで筋肉な戦士・ぴこたんが、毎回やらかしながらも、少しずつ成長していく“リテラシー冒険ファンタジー”。 笑…

・いいやつ　いいやつです ・いやなやつ　いやなやつです ・ほかのやつ　ほかのやつらです

何でも揚げる天ぷら翁が、人間を丸ごとカラっと揚げる話です。

これは、何処か判る何処かで不自然が自然になることで歪に整い、不調和が調和して違和感が違和感でなくなって出来た「家」で起こった今から起こる噺。わかる人にだけわかる言葉で「王様の耳は…

夜に立つ者には、 守るべき距離がある。 人の歌に耳を傾け、 肯定してしまった夜に起きた、 壊れなかった恋の寓話。

ある国の王女様のもとには、各地から見合い話が絶えない。

森のそばにある小さな村。 狩りをし、分け合い、生きることと死ぬことが並んでいる場所。 ある日、森で小さな異変が起きる。 だが、それは事件にはならない。 村は騒がず、森を責めず、…

神殿で暮らす修理工のワラミネは、見知らぬ機械である「蓄音機」の修繕を終えた直後、パニックに陥った母親と住民たちに拉致される。医者と誤認された彼女が対峙したのは「間もなく森に乗っ取…

それは、花の匂いが香る国の戦士の話。 （小説家になろう、ハーメルン にも投稿しています）

豊作に沸く町・平沢。 危機は去り、すべては守られたはずだった。 ――ただ一つを除いて。

帝国は大陸制覇を掲げ、小国へ侵攻した。祈りで大軍が滅び、皇帝は森から出られなくなる。赦しを請う皇帝に、祈り手が差し出したのはただ一粒の小麦。 それは救いだったのか。それとも罰だっ…

白一色の世界で童女は迷い込んだ生き物を元の世界へ送り返す。 有と無の釣り合いを保つその世界では、彼女の存在だけが色を持つ。 ある日白い地面に倒れている一人の男を見つけ、童女は…

生成AIに仕事を奪われ、実家の没落とともにプライドもへし折られたイラストレーターの私。 手元に残ったのは、亡き祖母から託された「くすんだ不恰好な石ころ」だけだった。 「人生をや…

この話を読んでちょっとでも未知太郎のことを考えてしまったそこのあなた。 それはもう既知太郎なので未知太郎ではありません。ごめんね。 レムの『ソラリス』の「理解不能な他者」、フィ…

酒場で呑んでいると、男が話しかけてきた。