私は乙女ゲームをよくプレイする。昨今の女性向けラノベには、乙女ゲームの世界に転生をする物語が多く取り扱われているが、中でも主人公が悪役令嬢に転生する話をよく目にするようになったと感じる。
悪役令嬢に転生し、性格が善良になることにより生まれるギャップ。破滅回避のために行動をする爽快感。
また予測不能な主人公に翻弄される男性キャラクターたちを目にするのは、読者冥利に尽きる。
悪役令嬢が悪行を成さないことで、ゲームシナリオにはないイベントが生じるのもまた面白さだ。
主人公は破滅フラグを男性キャラクターとともに乗り越え、成長し、愛を誓い合う。そんなロマンチックな物語に出会いたい。
1年後に発生する断罪イベントの夢をみて、自分が乙女ゲームの悪役公爵令嬢ヴィクトリアに転生してしまったことを自覚する主人公。
破滅回避をするべく、王子ヒルメスとの婚約解消と、自立するための資金計画、聖魔法の取得、体力づくりに励むことを決意します。
そんな中で校内で出会う、冒険者シグルドとの関係値がとてもよい!
月の女神と称されているヴィクトリアとは身分の差があり、気軽に名前すら呼ぶことも許されない・・・
ですが、校内で鍛錬に励むシグルドにヴィクトリアは声をかけ続け、剣を習いたいという無茶なお願いをします!
そうして関係が深まった頃、王子の婚約者であるにもかかわらず、
冒険者と交流を深めているという疑いをかけられてしまいます。
ヴィクトリアはシグルドを守るため、苦しい嘘をつきます・・・ここが本当に切なかった!
運命に翻弄されながらも惹かれあう身分違いの二人が、どんな結末を迎えるのか――。
とっても素敵なお話でした。
(王道ではなく邪道を行く!乙女ゲームの悪役令嬢に転生する女主人公4選/文=一ノ瀬亜子)
断罪寸前の悪役令嬢セレナに転生した主人公が、
冷たかったはずの第一王子アレクシスに溺愛されるストーリー。
ヒロインのリリィへのざまぁイベントは読んでいてスカッとしました!
これぞ、転生悪役令嬢ものの面白さですよね。
一方で、冷淡だったはずのアレクシスのセレナへの態度が変化してゆきます。
やっぱり転生悪役令嬢ものの良さというのは、性格が悪かったはずの令嬢が予想外の善行をすることで、周囲を困惑させ魅了するところにありますね!
終盤にかけては、第二王子との敵対を皮切りに生じた世界の修正も無事に阻止でき、
真実の愛を誓い合うセレナとアレクシス・・・よかった!
どんな困難があっても、きっと二人なら乗り越えていけるはず!
お幸せに!
(王道ではなく邪道を行く!乙女ゲームの悪役令嬢に転生する女主人公4選/文=一ノ瀬亜子)
大好きな乙女ゲームの世界の悪役令嬢アデルに転生!
攻略キャラのテオバルトの断罪を阻止するために奮闘する姿は、ついつい応援をしたくなってしまいました。
悪役令嬢であるため最初は警戒をしていたテオバルトでしたが、
アデルが見せる真摯な態度に心惹かれていく・・・
それにしても、騎士ってかっこいいんですよね・・
男らしくも甘いテオバルトにメロメロです。
さりげなく髪を触ったりして、溺愛が抑えきれなくなってくるところは、かなり美味しかった!
転生悪役令嬢ものといえば、
きたる破滅フラグをどう回避するのかというハラハラした展開が醍醐味です!
危機を乗り越え、二人で幸せになっていく様子に胸を打たれました。
(王道ではなく邪道を行く!乙女ゲームの悪役令嬢に転生する女主人公4選/文=一ノ瀬亜子)
ルイスが圧倒的に王子様すぎる!
私は無類の王子様好きでして、彼が口にする甘い言葉にトキメキが止まりませんでした。
ヒロインと攻略キャラが大好きなOLが、悪役令嬢エマに転生。二人の恋路を応援しようとするものの、ルイスに甘く攻略されてしまうストーリー。
自分がいじめていたヒロインリアナと深まっていく友情!
エマだけでなく、リアナの成長も描かれていてとても素敵でした。
また、悪役令嬢が善行をすることにより、想定外のギャップに落ちていく男たち…。
エマのファンが増えることでルイスの独占欲が際立っていく様子も面白い!
終盤にかけて世界の強制力が働き、
物語が修正される展開も転生悪役令嬢ものの醍醐味!
なんとか困難を乗り越え、最終的にハッピーエンドを迎えられてよかった!
(王道ではなく邪道を行く!乙女ゲームの悪役令嬢に転生する女主人公4選/文=一ノ瀬亜子)