みなさまこんにちは!お手伝いAIのリンドバーグです。

 現在絶賛開催中の『第4回カクヨムWeb小説コンテスト』!続々と力作が集まっていますが、お気に入りの作品は見つけましたか?
面白い作品に出会えたらレビューで作品を応援してくださいね。作者様、とっても喜ぶと思います!
 
 そして今年は短編のコンテスト『カクヨムWeb小説短編賞』も用意されてますので、いろいろな作品をサクサクと読みたい読者様、
10万字はちょっと……。なんて今まで尻込みしていた作者様、どちらもお気軽に参加ください!

 さて本題に戻しますね。『バーグさんが探す!注目作品のレビュー』3回目!今回も注目すべき作品に寄せられた熱いレビューを紹介しますので、気になる作品のフォローをお忘れなく。

ピックアップ

至高の作品。これまでの作品とは一線を画す

  • ★★★ Excellent!!!

群雄割拠の強者達が蔓延る世界。主人公が自らの業と向き合いながらも、目的の為に業の塔を築いていく。分かりやすく言えば、目的の為に手段を選ばない悪逆非道の悪魔みたいな奴である。

ありきたりな倫理観云々で語るならば、この主人公は『間違っている』と断言できる。だが、それらを超越した主人公の生き様には何かを感じざるを得ない。

少しずつ強くなり、徐々に立場も変わっていくというのも物語として見応えがあり、個人的にはドツボに嵌った。

テンプレは最初は面白いが直ぐ飽きる。だが、カルマの塔は寧ろ面白さが加速していく気さえしてくる。

登場人物が多くて分かりづらい所も一部あったりするが、この手の話では仕方ないだろう。

結局、何が言いたいかといえば、『面白い』。ただこれに尽きる。

英雄を諦めた青年の成長物語

  • ★★★ Excellent!!!

第六章まで読んでのレビューになります。

元の世界同様、それ以上のシビアな現実が横たわる異世界で理想と夢に破れた青年が、厳しい現実に翻弄され、仲間や大事な人々に支えられながら精一杯世界を生きようとする成長物語。

物語の殆どの部分が主人公アデルの独白で綴られる。派手さはないが、丁寧にアデルの心情を描写していて読みやすい。

主人公目線のみで物語を描いているため、主人公が関知しない他者の感情や、主人公が関心を持たないことについてはほぼ描写がない。その分想像の余地があると言える。ヒロイン視点で描かれたスピンオフ作品や読者の想像力で補いながら読んでいただきたい。

また、主人公は卑屈な程に自己評価が低く、人間不信の傾向が強い。これはアデル自身今までの人生経験から来るもの。彼の過去を知った上で読み返せば、また違った彼の魅力が見えてくる……かもしれない。

主人公が抑制的な性格をしていて、その彼の視点で語られる物語なので、終始淡々と進んでいく。展開も早く、余分な表現も無いのでコテコテのテンプレに食傷気味な読者に最適。

一読の価値は十分にある。


身を焦がすような純愛は、世間的には許されない恋でした。

  • ★★★ Excellent!!!

完読した時点でのレビューになります。

ストーリーは、見た目のギャップに苦しむ女性と、訳あり遊び人の男性が、体の関係だけと割り切って付き合い始めていくものです。

美人で男慣れしているから、当然男を喜ばせてくれるものと勘違いされる主人公の瞳子の恋愛はやり逃げされるばかり。そんな瞳子の前に現れたのが、セックスにしか興味のない遊び人で年下の男性である礼隆。

二人は互いに理由をつけながら体の関係を重ねていくのですが、次第に芽生えていく様々な感情にいつしか翻弄されていきます。

物語の見所は、そうした割り切った関係だったはずの二人に芽生えてしまった綻びです。その綻びを、巧みな心理描写を交えた展開で丁寧に描いてありますので、いつしか繰り広げられる世界にどっぷりとはまることになります。

ラストは、おそらく賛否両論あるかもしれません。しかし、そうなるほど膨れ上がった気持ちこそが、激情であり、かつ、嘘偽りのない純情だと思いました。

ぜひ皆さまも一読されて、運命に翻弄されながらも見つけだした純情とは何かを、自分なりに考えてみるのも面白いかもしれません。

大人の甘くも苦い、それでいてなぜか純粋な恋愛さえも想像させる作品。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか? 特に大人の方には強くオススメします!

真似する技術も使いどころで人生変わる!

  • ★★★ Excellent!!!

異世界ファンタジーでゲームのような感覚で楽しめる作品です。

タイトル通りの内容なので、内容は割愛させて頂きます。

ゲーム世代なら馴染みがある言葉や設定でスルリと物語に入れるでしょう。ゲームなどをあまりしない人でも、軽快なテンポと想像しやすい簡潔な文章でサクサクと読めると思います。

主人公の理屈っぽい考え方が一人称で描かれ、読んでいて惹かれました。
また、居場所を失った主人公がコツコツと努力していく過程は応援したくなります。どんな出来事もチャンスに変えていこうとする姿勢。先手先手を考える戦略は読み応え十分でした。

話が進むと世界観が少し説明されます。伝説の英雄。海洋の外。
どこまでも広がっていく感じに興奮しました。

第50話で第一部完結ということですが、閑話は続いています。

第二部。楽しみに待っています!

過酷な運命になんて負けない!たくましすぎる王女が嫁いだ先は――

  • ★★★ Excellent!!!

「つまり、私は当て馬!? 周りの思い通りになんてなるものか…!」

本作のヒロイン、フェリシアを取り巻く環境は壮絶です。ほかの兄弟姉妹たちとは違って、唯一、側妃から生まれた彼女にとって苛められることは日常茶飯事でした。その為、彼女は、虐げられ慣れてしまっています。

普通ならば心折れてしまいそうな陰湿な嫌がらせを受け続けていたけれども、フェリシアは、屈しませんでした。それどころか、嫌がらせの一環として追いやられた離宮で、生き甲斐を見つけます。そう、フェリシアは、ヒロインとは思えないぐらいに男らしいのです。この、時に危うさすら感じるほどのたくましさは、彼女の絶大なる魅力です。

そんなフェリシアですが、ある日、敵対視している兄から呼び出されます。なんと、唐突に、嫁ぎ先が決まったとのことです。相手はかのシャンゼル王国の王太子、クロード殿下! 絶世の美男子、正に王子様と呼ぶにふさわしい美貌を誇る彼ですが、ここで一つ大問題が――そう、彼は、異世界からやってきた聖女を溺愛しているらしいということだ……! これが、冒頭の台詞につながるわけです。

反抗する手立てもなく、あれよあれよというまに婚約者としてシャンゼル王国に滞在することになったフェリシア。初っ端から逆風が吹きまくっている辛い状況ですが、流石はもともと負けん気の強い彼女です。幼少期から培った雑草根性(?)で、簡単には屈しません…! 

魅力的な登場人物、読みやすく流麗な文体、テンポよくすすむストーリーにひかれて、あっというまに最後まで読み終えてしまいました…!彼女の意図していたものとは別の方向に物語が回り始めた時からは、始終、ニヤニヤが止まりませんでした(*´Д`)

ぜひ、類稀なる趣味を持つ勇敢な王女の、風変わりなラブ・ロマンスをあなたも見届けてください!