パチンカスが異世界にいったところで、

パチンコ、パチスロを知っている方なら、とても楽しめる作品です！

まるで右打ち中やAT中と変わらぬ面白さ、楽しさを感じられるこの作品、ぜひ読んでみてください！

それでもっ！！

元ネタが判らなくても面白すぎる！
いやいやいや、元ネタが全部判ってしまって更に面白すぎ。
読みながら、途中
左から押してみたくなったり、次は何ラウンドだ！？と
謎のデジャヴ現象に見舞われ、音まで聞こえそうだ。
元ネタが判らない人は、元ネタを求めて
店に足を運び始めてしまうのでは！？
元ネタが判る人は実機に触りたい衝動が･･･。
なんてバーチャル感！コワイ！楽しすぎるよ。

私はパチンコのことが全く分からないんですけど、この話を読んで気になりすぎてパチンコ屋に初めて行ってしまいました。それくらいの引きがある作品です。
異世界に転生したのは、パチンコ屋の開店待ちをしていた年齢ばらばらな男女達。
恐らくパチンコやってる人だったら激しく頷いてしまうことが推測される描写、専門的な人にしか分からない何かだけでなされる会話。
ありそうなあだ名、全員の細かな振る舞いのパチンカスっぽさと妙な人間臭さの中で展開する物語彼らが異世界に呼ばれた本当の理由とは…？
これから明かされるのでしょうか。楽しみです。

私はパチンコは全くわからないのですが、なぜか移る職場の先々にパチンコ好きがいて、なぜか高確率で仲良くなるので、なんとなく本作の登場人物に懐かしさを感じるのです。話していてふとした時にバクチ打ちの顔になる傾向がある印象。多分本作のみなさんもそうに違いない。

マゾ美とか、みんな適当かつひでえ名前で呼ばれるなあ、とか思いながらも、まあ〈坊や哲〉みたいなもんよね、と、ギャンブルものの雰囲気も醸し出しつつ、異世界で異質なものに触れたギャップの描写など、端々に楽しい箇所があり、引き込まれます。

悲しいかな、パチンコネタがわかる人にはさらに見所があるんだろうな、と、お手上げになりながら、パチンコ好きな…続きを読む