ナイトメア・プレデター　～悪夢を喰うもの、それを狩るもの～

夏休みを目前にしたある日、タケルは頭のイカれた不気味な男に遭遇した。しかし、タケルが恐怖したのは男ではなく、その男の首を絞めていた人に非ざるモノだった。
ソレは周囲には全く見えておらず、タケルにだけ見えていた。ソイツはニヤリと笑って、タケルを見ていた。

その夜、再び人に非ざるモノが現れ、タケルが見ていた「悪夢」を食べてしまう。
タケルは、悪夢を好んで食べる夢喰いに、餌として狙われることになるのだった。

先輩から暴力を受けている悩みに加えて、夢喰いからいかに逃げるかと悩むタケル。そこに一人の少女が助け手として現れる。彼女は夢喰いについて、何かを知っているようで……。