概要
創作者の楽園は、存在するのか
ここは、とある異世界。この世界では、料理人たちが腕を競い、より良い料理を創り出すために研鑽する。優れた料理は賞賛され、料理人もまた名声を獲得する。料理は、もはや芸術の域へと達していた。
本作は、創作者となった料理人の集まる「場」と、その評価の変遷に焦点を当て、考察を行ったものである。
本作は、創作者となった料理人の集まる「場」と、その評価の変遷に焦点を当て、考察を行ったものである。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界の仕組みを冷静に整理分析していく観察報告書的な語り口の物語
世界の仕組みを冷静に整理分析していく観察報告書的な語り口。
すごく面白いと思います!
感情の起伏や個人のドラマを前に出さず、なぜそうなったのか、構造はどう変質したのか、を積み上げていく感じが、学術論文みたいなんです。
読みにくい?そんなことありません。
論文調だからこそ、料理=創作、評価=数値化、調理器=技術革新という対応関係がくっきり見えて、これはフィクションだけど現実なのかもしれないと、すごく違和感なく読み進めることができると思います。
ラストの観測者の立場も、当事者ではなく分析者に徹していて、感情を語らない分、不信感や不穏さが、後からじわじわ来ます。
レポートっぽさが、この…続きを読む