このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(699文字)
「芽が出たら、百パーセントの確率で半年以内に死んじゃうんだ」――奇病に侵された友人と『俺』の残された時間を描く、静かで残酷で、それでも優しい物語 🌱💔花の美しさと死の残酷さ、そして名前をつけきれない「好き」が胸に刺さる、静かで痛いメリーバッド短編です 🌸🕯️大きな事件やドラマではなく、「死ぬと分かっている相手と、どう時間を過ごすか」「何を言えて、何を言えないままにするか」――名前をつけられない感情も、確かに存在する 🧑🤝🧑💞
『俺』は友人に誘われ、喫茶店で話をすることに。どうやら友人は、もう長くは生きられないらしい……。『花芽病』という特殊な病によって、登場人物の複雑な心を形にした本作。『俺』の行動を肯定的にとるか否定的にとるかは人それぞれだろうが、友人への気持ちの強さは痛いほど伝わってくる。切なくも美しい、愛の物語。ぜひご一読を。
もっと見る