自分も体験してみたいと思うような、恋の短編集です。美しく、儚い中に混じる毒に、中毒なりそう。うっとりするような文体です。
こちらは恋愛短編集なのですが、どのエピソードも短くまとめてあるのに中身が濃いです。百合や大人の恋、青春に危険な恋愛など、作者さんの幅広い表現力、余韻を堪能できると思います。自分も恋愛小説を書くときに心理描写を意識していますが、こちらは心理描写はもちろん、想いや気持ちを五感で味わうものとなっていて、とても興味深いです。特に嗅覚や味覚って難しいのですが、香水の香りやコーヒーの苦さで、キャラの気持ちを見事に表現されており、参考にしたい!と思うほどです。恋愛小説を書く人なら一度は読んでおきたい、そう思える短編集です。
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